細く長く、韓国語

先日、新大久保で母とサムギョプサルを、もちろんオール日本語

アンニョンハセヨ、ニホンコンです。
ええ、しばらくぶりでしたが、韓国語続いています。

SAKRA.JP土曜日担当のはなえさんに教わっているのですが、近況報告やら子育てやら
国際事情やら何やらのキャッチアップも含め、楽しい時間。

辞めなきゃ大丈夫

私は外国語学習は「辞めなきゃオッケー」くらいに思っている。そのくらい、外国語を
「続ける」ということは難しいことだから。

上達してんだかしてないんだか、現地の人と喋る機会があるんだかないんだか、
仕事になるんだかならないんだか、全てが未知数で不明な「かの国のことば」を
黙々と学び続けるのは、楽ではない。というかキツイ。

ただ、小学校の習い事で始めた外国語が、ずーっと続けてたら留学してその土地で就職して
果てにはセンセイになってしまったという人がいるもんだから(自分だよ)、続けておけば
ン十年先にちょっぴり良いことがあるのではと思っている。

だから、私の語学学習は、長期的展望をも視野にいれた壮大な人生計画です。
というとカッコつけすぎてるのですが、要は細く長く続けよう、です。

聴く話すvs読み書き

学び始めのころは、聴きとれたことで拍手、センセイの問いにたどたどしい韓国語で
返せるようになって拍手、という「聴く&話す」大層楽しい。それが韓国語。

ゆえに毎回予習は欠かさない。なんといっても「先に耳で覚えておかねばならないから」。

テキストの本文は先に耳で聞いておき、流れを掴み、レッスンでは完全耳コピ状態で
読むという荒業。ただのバカな学習者の付け焼刃なのでマネしないでください。

が、現在それが少し溜まってきたなという感覚があり、そうなると少し欲が出てきて、
今度はスラスラと書きたくなる。

が、これがまた異常なまでにハードルが高い。特に中国語のような漢字を同じとする
言語に慣れているニホンコンとしては、目で見て分からない文字を読んで書くという
作業が、滅法苦手なのだ。

1から10までも書けてないという、幼稚園生レベル

読み書きを一緒にやることで、「なるほどー、これはこう発音するのかー」と、目からウロコで
一気に血中で韓国語がグルグル巡る。

学習初期に混乱の渦中に溺れ、読み書きは一旦脇に置いた自分を呪うが、今ようやくまた
スタートラインに立っている気が。書けるようになって、もっと血中の韓国語濃度が上がるよう、
すこしの暇を見つけては書いてます。

今だ続行中、韓国語ブーム

体感だけれども、自分の身の回りの3人に1人は韓国語学習者のような気がしている。

そのくらい、韓国語学習は今だ熱を帯びていて、老いも若きも学んでいたり、
何らかの映像や楽曲に触れている。

私はもちろんエンタメにも興味はあるけれど、学べば学ぶほど、中国と日本の間にある
ひとつの国が、どのくらい違って、どのくらい似ていて、どのくらいオリジナリティ
溢れる場所なのか、というところを、言語を通じてなるほどと学ばせてもらっているのが
ただただ楽しい。

全国の韓国語学習者の皆さん、私と一緒に細く長く続けましょう。

(アプリの韓国語学習、例文が時々変すぎて間違えそうになる)

4月30日 ニホンコン

ニホンコン

(毎週火曜日更新)
北京と香港に住んでました。今は湘南に住みながら中国語や異文化の先生をしています。ちなみに3人娘のおかあさん。

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