房総半島の旅~最終章~

ニーハオ、二ホンコンです。

楽しかった旅回顧録。このくらいで終わりにしないと延々と語りそうなので、
今回で締めようと思います。

キャンピングカーの旅は楽だ。旅なんて現地の風に吹かれればいい、と思っているけど
子どもたちもいるとある程度予定を固めなければいけないところもある。

そういう点では、宿というか家ごと移動しながら動けるキャンピングカーは
どんだけ予定が変わっても対応できるというのが本当に楽。

それでも疲れさせなければ持て余す

子供たちはエネルギーの塊だ。
どこかで放出させないと、ちいさなキャンピングカーの中で暴動が起きかねない。

というわけで、行ってきましたアスレチック。

こんなものをつけて

こんな高いところを渡る羽目になる。幸い馬鹿とナントカは高いところが好きと
言うくらい、眺めがよい高い場所は楽しいので、たのしんでブラブラと渡る。

小鹿のようなオットさんと、モンスターズインク、もとい、3号

一番小さいのはピヨピヨコースの別行動。付き添ったオットさんがサイズが合わず、
別の意味で恐怖コースとなっていた。

不思議な空間

工房のチョンティエンから教えてもらったカフェ。
「海近に住んでるから海鮮以外のほうが面白いかと思って」と
教えてくれたこのカフェは、山の真ん中にポツンとある一軒家。

昨今のお洒落カフェじゃなくて、もう何十年も前から実直にやっているところらしく、
チョンティエンは以前ここにピザを伸ばす棒を納品したことがあるそうな。

「行ったらわかるけど不思議だよ。白衣のおばあさんがいて」

と、謎の店情報だけをくれ、一路家族で向かう。

背を向けているのがくだんのおばあさん、魔女感たっぷりでした

そこは前情報にたがわず不思議な空気が漂っていた。それもこれも、
店主であろう、この白衣を着てるおばあさんが醸し出す雰囲気なのか、
お店の中全体がおとぎ話みたいなところだった。

ハテナでしょ。何いってんのこの人?でしょ。

でも、そうなんです。子供たちも「ジブリのお話に出てきそうなところだよねー」と
ヒソヒソと話していた。思い当たる映画が皆それぞれ少しずつ違ったのが面白かったけど
なんかこう、ちょっと時空がゆがむような、外界と遮断されるというか、異世界に来た
感じがとても印象的。

シンプルなトマトパスタと、ピザを頼んだのだけれど、これがまた驚くほどおいしかった。
トマト「だけ」なのにここまでおいしいのか!と感動すら覚えました。

インテリアやおいてある本、すべてが非日常で(ちなみに本棚の本は、読んだことのない本ばかり)
日本じゃないような、だからといって外国、とも違う、本当に独特な場所でした。

いつかまた再訪して、一日中ずーっとここで本棚の本を読みふけってみたいところです。

ゲーム!

いつもはTVの人、お喋りの人、宿題する人など食後はバラけてしまうけれど
キャンピングカーの車内、ごはんを食べたらやることもなければ逃げ場もない(笑)

「はぁっていうゲーム」というカードゲーム。まさかの転がるほどの大爆笑

ゲーム、といっても今どきのゲーム、じゃない(笑)。カードゲームとお絵描きゲーム。

最近家族で観た映画のキャラクターを思い出して描こうゲーム。

そして、誰の絵が一番うまいでしょう大会も始まり、箸同様、私と2号は最初から脱落組。

のどかなところ

ほんと、のどかなところでした。都内近郊でこののどかさは奇跡的。
何より、緑と山と畑、時に海を眺めている数日間、目が疲れない。
普段どんだけたくさんの情報に囲まれているかを実感。

畑仕事をしているおばあちゃん、たくさんお見掛けしました
びわの町、冨浦の駅舎はこんなキレイなびわの絵が
町営の銭湯の休憩室。驚くほどキレイでモダンで居心地バツグン

さあ、帰ります

最後のイベントは、友人から教えてもらったフェリーで帰途につくというもの。
乗船時間たった40分。遠くてずっと訪れていなかったけれど、実は近いところにあったんだ。

この車ごと乗りこむのがというのが楽しい。私も小さいころ旅先で体験したことがあった
けれどとても面白かったことを覚えている。

もう、最後の瞬間まで楽しく、癒された数日間。今でもニマニマしながら写真を
見返しています。

1号はもう高校生。家族でこうして団子状態で旅行できる機会なんて、数えたら
右手でおさまるくらいかもしれない。

この旅の思い出、ちいさな家族という共同体で、ちいさなキャンピングカーの中で
ぎゅうぎゅうに寝泊まりした記憶が、いついつまでも子供たちの中で、そして
親である私たちにとってキラキラしたものであり続けますように。

そして、3人の背中を見ながら、いつか小さかった子供たちのことを思い出して、
泣けてしまう日がくるんだろうなー、なんて思ったら涙がこぼれそうになる。

おいおいおい!私今ここにいるじゃん!なに、「未来のばあさん」の気持ち、
先取りしてるのよ!と我に返る。

我が家の旅日記、これにて終了です。

新年度が始まりました。旅で満タンにした元気玉を抱えて、それぞれ勉強に仕事に
プライベートに、思いっきり体当たりしていきたいと思います。

4月12日 ニホンコン

追記:最後の写真、真ん中2号は船酔いにて40分間一言も発せず(笑)。

ニホンコン

(毎週火曜日更新)
北京と香港に住んでました。今は湘南に住みながら中国語や異文化の先生をしています。ちなみに3人娘のおかあさん。