有縁分

ヨウユェンフェン(ご縁がある)

日本語もそうだけど、中国語でも言われると嬉しい言葉。

ニホンコンです。

事の詳細は、土曜日のこいけはなえさんの記事を読んでもらえるれば
分かるのですが、

要は、「初対面で餃子喰らいに行きました」ってハナシ。

もう、映画のワンシーンかの如くつぶさに詳細が描かれておりますので
そちらででどぞ。

あとは「いい歳ぶっこいて、お友達ができたよ!」バナシ。

でも、いい歳こきまろだからこそ、スパーンと気持ちよく
直球ストレートが入ってくるということも、分かる気がする。類友ね。

彼女の少し前の餃子喰らいました記事を読んで、私が熱烈ラブコール。
こないだ行ったばっかだっちゅー彼女に「いきまSHOW!!」といって
とっとと約束を取り付ける。

訪れたのは「哈爾濱(ハルビン)餃子」

北京で小麦粉文化どっぷりで暮らした身としては放っておけない。

これ、間違いなくハルビン出身の人が作ってるーーー。と迷わず
前の日に電話。

明日やってますよね(やってるヨ)、混んでませんか(今ヒマネ)?
とか会話の中で

「じゃ、明日いきますんで」を中国語で伝えておきました。

「アナタ、チューゴクゴ、ジョズネ」と優しいおばさんの声。

うむ、つかみはOK。

初めて訪れた葛飾区は「堀切菖蒲園」駅。

どこそれ?状態なお江戸お初な東トーキョーは、面白い町で、
いい旅餃子気分。

お店は小さくて、昭和で、でもとても温かい場所。

もう、アガる、アガる。

そして中国人見ると中国語しゃべりたくなるという、永遠の初心者ニホンコン。

豚の耳&セロリ。頭の中で調味料を推測しながら食べていたけど
話のほうに夢中で、最後はどうでもよくなってしまったのだ。

トマト餃子。これが一番美味しかった!

(持ち帰りで買って帰ったのも大好評。家で再現したいあまり、
皮から習得すべく中華の小麦料理といえばあの人、なウー・ウェンさんの
レシピ本をもうポチったアルね)

パクチー餃子。パクチーLOVEです。

ペロリです。

韓国語が堪能なこいけはなえさんから、「ごちそうさまでした」って
中国語で何ていうのか?と聞かれたのだけど中国語にはイコールに値する
表現がないような。

だって、だいたい

食事が揃った瞬間に「吃吧吃吧吃吧!(食べよ食べよ食べよ!)」で

食べ終わったら「走吧走吧走吧!(行こ行こ行こ!)」といって

すごい勢いで食べてすごい勢いで帰る、みたいな(笑)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: S__15835153.jpg

ワンタンを見せてくれたヨ。ご主人とせっせと手作りしてるんだろうな。

美味しいものは、何を食べるかもそうだけど「誰と食べるか」も大事。

今回は、こいけはなえさんという相棒と、ああだこうだ言いながら
餃子を食べ、それぞれ朝から朝まで働いた激務時代の思い出や、
強烈に行きたい国や場所への募る思いを爆発させたり(笑)していました。

ナイスエネルギー交換。ま、交換してもほぼほぼおんなじでしたが(笑)

そして、友達の友達は、やっぱ素敵な友達なんだという、私のセオリーに
花マルと100点を付けてくれるかのような、すんごい素敵な時間を過ごしました。えっへん(自慢)

2020年はだれしもが窮屈極まりない1年。

でも、そんな中でも変わらないご縁や、繋がりが強くなったご縁、そして

「新しく出会えたご縁」てのものがありました。

このSAKRA.JPがはじまったのも、何かのご縁。

そして、そこで繋がれた今回は、ほんと「有缘分(ヨウユェンフェン)」

面白い2020年の締めくくり、そして2021年のお楽しみの始まり。

んで、ながいながい餃子の日の話は、ぜーんぜん終わらないので、
今度の土曜日の「こいけはなえのきになるもの」で全貌が明らかに。

乞うご期待!

12月22日 ニホンコン

ニホンコン

(毎週火曜日更新)
北京と香港に住んでました。今は湘南に住みながら中国語や異文化の先生をしています。ちなみに3人娘のおかあさん。

HPはこちら