年の瀬に新しいこと始めてみました

本文とはカンケーありませんが、先日ここで家族写真を撮りました

ニーハオ、ニホンコンです。

年の瀬だというのに、新しいことを一つ。

まさかの「もうひとつの語学」に着手してしまいました。

語学の道のりの長さと遠さといつまで経っても完成しない
状態は重々承知の助。

それゆえに、まだ獲得しきれていない言語が身近にある中で、
プラスワンに飛び込むなんて、と及び腰ではあった新言語。

でも、でもどーしてもその知りたい見てみたいやってみたい
好奇心にあらがえず。自分の理性ブレーキとはうらはらに
気持ちがぐいぐいと前へ押すこと押すこと。

ちょちょちょ、押さないでよ!としばし一人相撲を
しておりました。

一応ふんわり決めた「新年度、4月くらいから始めよー」
がどんどん押しに押されて前倒され、まさかの年内スタート。

新しく学びたいと思ったキッカケは

キッカケは今年受け持ったプライベートレッスン。

日本に居ながらにして韓国語をマスターし、自由自在に操れる
日曜担当、こいけはなえ。さんや、日本語教師の資格を取りながら
同時進行で中国語を学習している友人の影響が大きく。

その好奇心やら、熱意やら、へぇぇなどと目を輝かせて新しいものに
取り組む姿に、いいな、自分もこんな思いをしてみたいなと思ったり。

そして、やっぱり映画やドラマの影響は大きい。

韓国語の海に飛び込みます!

今や世界を席巻する勢いのエンターテイメント大国・韓国。
今や挨拶のようにあれ観た?といわれるくらい、面白いものが山ほど。

そんなドラマや映画を見ていると、フツフツと沸き起こる感情、それは

「うわ、聞き取りたい!」。コレです。逆に言えば
「聞き取れないことにモヤモヤする!」なのです。

語学学習者にありがちな、「すぐにヒアリングしたくなる」癖。

実際、映画や海外ドラマを観るという楽しみのひとつは
「その国の言葉や文化を垣間見ることができる」でして。

あんなにも美味しそうなご飯や、あんなにも近い国なのに何コレ?
という異文化を見せつけられては、いちいち感動。

そうしているうちに、欲が出る。字幕翻訳の制約に収まりきらない
行間や文化を知りたくなる。

私はそれを語学を学習するということを通じて、すんごい知りたいのです。

そしてずーっと聞き続けてて思ったことが

韓国語に限っては、、日本語と同じような言い方があったり、
中国語の音がなまったような単語もあり、予測がつくものが
ちょいちょいある。

「オヤオヤ、日本人で中国語学習者なら、韓国語いけるかも!」

とひとすじの光を見て夢語る私に、はなえさんがニコニコしながら
毎度こういうのだ。

「ハングル文字なんて数日でできるし、すぐマスターできる♡」と
女神の微笑みとささやきでいざなってくれたのだ。

というワケで、教わるなら絶対にと決めていた彼女の
もと、韓国語の海に飛び込むとしました。ドボーン。

で、実際勉強してみると

ゴボゴボゴボゴボ・・・コトバの海の底に沈んでおります(笑)

いや、甘いよ甘い私!すぐマスターできるなんて無理無理無理!

立地的に中国語と日本語の間だろう安易に予測した自分バカバカバカ!

完全に独立した、そしてたいそう美しい言語でありました。

そして、己の老師っぷりにも大いに反省。初心者のヨチヨチの
中国語学習者を崖から突き落とすような自身の乱暴な教え方。

逆の立場でアップアップする自分になった今、それが
分かっただけでも十分価値がありました。

今はまだ家でアーとかミョーとかキョ―とか、書いては
言っている日々なのですが、ここで溺れてるバヤイじゃないんです。

いつか私の中でハングルが駆け巡り、口をついて出てくる日が
来るんだから!しかも既に家族と実家の旅好きの母には
「韓国行くよ!私コトバ分かるようにしとくから!」と約束済。

まだ、書けもしないし、読めもしないけれど、韓国語には
「始めたら半分達成したも同じ」という言葉があるんだとか。

日本語の「思い立ったが吉日」よりもすんごい気軽で、
「もう半分まで来てるんじゃん」というそのおおらかさというか
四捨五入しちゃう感じが、たいそう気に入っています。

キッカケは何でもいいんです。

こんないい年から、そしてこんな慌ただしい師走から学び始める
新しい言語。私の視界をまたぐぐっと広げてくれる面白いツールに
なるでしょう。

師走の忙しい時期に ニホンコン


ニホンコン

(毎週火曜日更新)
北京と香港に住んでました。今は湘南に住みながら中国語や異文化の先生をしています。ちなみに3人娘のおかあさん。

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