美味しいプリン
ニーハオ、ニホンコンです。
4月13日の旅バナシの続きです
旅のメインはデザート
今回の旅のメインの1つは、プリン!
北海道富良野からとどく、「エゾアムプリン」を食べよう、です。
みづほさんの友人のカトちゃんとアムちゃんが、すんごいすんごい
心を込めて作っている北国のプリンです。
![](https://www.sakra.jp/wp-content/uploads/2021/04/3A99872D-C005-4FCE-A3B5-26C443776788-1-1200x1600.jpg)
どうです!この美しさ!
にゃんと一日18個しか作られないという、希少なプリン。
だから、届くのもオーダーしてから半年とか、すんごい時間がかかるんだとか。
![](https://www.sakra.jp/wp-content/uploads/2021/04/0DA24919-AF88-4E1E-919E-CA481F58D62B-1-1200x1600.jpg)
ちなみにここで作ってるそうです。
え?作ってるのはハイジ?みたいな。
材料は平飼いの卵、これまたハイジに出てきそうな銀色の瓶で毎朝いただく
牛さんの生乳、よつ葉の生クリーム、わき水、てんさい糖。以上。
これ聞くだけでも、その2人のストーリーや1つ1つに込める思いなどが
伝わってきて、なんだかじーんとなる。
さて、実食
美味しい!すんごい美味しい!半年待ってでもまた食べたい!
プリンとは違う、というか、「これがホントのプリンなのかな」と思うほど。
もちろん甘くて濃厚でふわーっと広がる「いわゆるプリン」も美味しいと思います。
もう、そのストーリーを応援したい。
もう、あのハイジ小屋でしょ、そしてご夫婦で作り始めたプリン。そして今や、
口コミやメディアなどの影響で今は半年待ちの人気っぷり。
でも、変わらない。
もっと売れば儲かる、もっと手を広げればビジネスとしては大成功な筈。
なのに、それをせず、1日18個という少量を守って、丁寧に、丁寧に作っている
という。
尊敬!もう、正座して食べるよりほかない!!
そうなんです。自分だけ良ければいい、とか自分だけ儲かればいい、では
なく、その「価値を共有する」という姿勢に、いたく心を揺さぶられました。
勿論いろんな考え方があっていいと思っていますが、「自分軸」から離れず、
自分がコレと思うことを、ただ淡々と続けていく。
なんか、そんなシンプルな姿に、いたく心打たれたのです。
是非、エゾアムプリン、みてみてください。ちなみに、入れ物である特大の
陶器は、食後に植木鉢にしてもよし、自作でプリンや茶わん蒸しを作るでも
よし、で余すところなく楽しめるのもグーなのです。
とても大きいので、何人かで半年後に会おう!みたいな計画を立てて、
オーダーするのも楽しいんじゃないかと思われます。
母さんの一人旅は
プリン話から離れますが、これを食べに行くためだけに、1泊2日でお暇を頂き、
母さんは旅にでました。
![](https://www.sakra.jp/wp-content/uploads/2021/04/709DA748-94E2-4E27-969C-14809B024A25-1-1200x1600.jpg)
夜はみづほさんとお喋りし倒し、お父さんに「早く寝なさいYO!」と
言われるまで夜更かし。
たくさん笑って涙して、もう、寝て起きたら生まれ変わったんじゃないか、
くらいにぐっすり眠れていました。
リフレッシュなんて言葉じゃたりないくらい、
ずっとずっと、帰りの電車の中でも、何でこんなリフレッシュしてリラックス
できて充電満タンになって帰ってこれたんだろうか、と考えていました。
![](https://www.sakra.jp/wp-content/uploads/2021/04/61AF3F13-4D35-415D-BB54-1F16DCE63281-1-1200x1600.jpg)
ひとたび帰宅して「あーーーー!たのしかったーーーー!」と家族に報告。
が!
二言目には「いつもの口うるさいお母さん」に逆戻り。
「宿題やった?」「お風呂洗った?」「まだ?」「片付けて!」と。
そして、ハタと気づいたのが。
「これが私を日々疲れさせていたのか!」と。
また
「そうか!この他者に向けるエネルギーを、全て自分に向けることが
できていたから、こんなにも満足だったのか!」と。
母、どんだけこれまで転ばぬ先の杖100本級のエネルギーを放出していたか。
そのエネルギーは、自分のため「だけ」に使おうと誓った私です。
![](https://www.sakra.jp/wp-content/uploads/2021/04/7A64539B-81FC-4292-BE14-AFEBFD00610C-1200x1600.jpg)
どうしても後回しになってしまいがちな母というポジションや、己の性分。
物理的に離れたことで、一旦「じぶん」に戻ることができたのですが、
どこにいても、何をしていても立ち返ることができたら、きっともっと
ラクになるんだろうな、と思いました。
5月4日 ニホンコン