ビーサンをかいに
ニーハオ、ニホンコンです。
絵本、「てぶくろをかいに」みたいなタイトルですが、キツネではありません、ヒトです。
年イチの恒例行事の季節が、またやってきました。
それは「ビーサンの新調」。
毎年、裸足の季節の前になると、家にある大量のビーサンをひっぱりだしてきて
サイズアウトしてないか、底が擦り切れていないかをチェックします。
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あれ、おかしいな。
うち5人家族なんだけど、こんなたくさん足あったっけ?(笑)
親は海用とかお出かけ用とか複数持ち。(たぶんもっと持ってる人は周りに山ほどいるかと)
毎年それぞれのを履いてみて、新調したほうがいい人の分を買いに行きます。
一路、葉山へ
あいにく、お天気が悪く、海も大荒れ。
せっかくの海沿いドライブもちょっぴり残念。
でもいかなる天気でも、やっぱり世界一好きな道、ロードオブキングなのだ。
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この時期の湘南界隈は、既に県外ナンバーもちらほら。
「湘南~横浜~横浜~相模~湘南~横浜~世田谷~」と、対向車のナンバープレートを読む。
湘南ナンバー以外が増える=夏が来た証拠デス。
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年に一度だけ来るビーサンや、「げんべい」。
もはや夏前の初詣みたいなことになっております。
ただ、例年と違うのは、成長とその手荒い履き方で毎回1足ずつ新調していた3人娘。
今年は1号が受験生で「ビーサン履かないヨ宣言」、3号はまだ履ける。
そして、その日もやれ勉強やら部活やら遊びに行くヨということで、
行くのは2号オンリー。
ずっとダンゴみたいに固まって動いていた「かぞくのかたち」も、少しずつ変わっている証拠。
大好きな眺め
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「圧巻!」とはこのことでしょ。
辞書でひいたら「色とりどりのビーサンで目がくらむような光景」って出そう。
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余談ですが、以前、オールブラックを購入し、翌年の公園のイベントで無くしました。
無くした、というより、誰かが間違えて履いていき、別ブランドの黒いビーサンに
すり替わってました。
もう、オトナもビーサンに名前書いたほうがいい!これ絶対。
今はオール黄色を履いています。
このげんべい、注意点は
「めちゃ悩む」。
特にソールと鼻緒の色が違うものなんて、どれもかわいく、一旦迷い始めたら沼。
なので、第一印象でパッと決めちゃうのがおススメ。
私は色の組み合わせを考え始めると日が暮れるほど悩むのが目に見えていたので「単色派」。
購入する年は、家を出る前に「暗め or 派手め」と決め、あとは直感で選んでレジへゴー!
ギョサン
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反対側には、ギョサンと呼ばれるゴム素材で作られたサンダルもあります。
最初見た時「便所のスリッパかい?!」って思ったけど、これがなかなか、具合がいいらしい。
ギョサン、とは「漁業従事者専用サンダル」の略称。
小笠原諸島が発祥で、裏に長靴みたいなギザギザが入っているので、
濡れた岩場やデッキなどでも滑らない優れもの。
普通のビーサンよりも少し重たいのだけど、「皆とは一味違う」を何よりも好む2号は、
同級生より一足お先にギョサンで夏を決めたい模様。
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悩んで履いてまた悩んで、結局黄色にしました。
もう、オトナがあれこれしなくても自分で選ぶし、本人の選択を「いーんじゃない」と
喜んであげればいいので、楽になったものです。
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レジ横にはミニサイズのビーサンストラップがあります。
ストラップって今どこに着けるんだろう、謎なので誰か教えてーー。
さあ帰りましょう
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車に乗ってるよりも短い滞在時間だったのですが、今年のミッションはこれにて完了。
帰りは遠くに江の島を眺めながら、海沿いのお店をひとつひとつ指さしては、
「今度ここ来よう!」ばかり言ってるワタシ。
毎回「300万回くらい言ってる」と言われるけど、家ご飯が主流の我が家は、
400万回までいかないと実現しなさそうなのでしつこく言う。
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いつもこの通りは海と波に乗ってる上手い人を見たいので、渋滞でもラッキー。
そして助手席だともっとラッキー。
帰り道は今年の夏の計画などの話。ビーサンライフでいかに楽しむかを検討します。
(といっても、ここらへんでどう遊ぶか、とか海で何するか、などほぼ近所)
子どもたちもひとり抜け、またひとり抜け、と嬉し寂しい成長も見られますが、
「あそぼー」とまとわりつくのがいる限り、全力で遊び尽くしたいと思っております。
あそびましょう。そうしましょう。
6月8日 ニホンコン
追記:気づいたら海とビーサンの写真しかない。そんな日でした。