魚になってました

ニーハオ、ニホンコンです。
少し前ですが、魚になっていました。楽しかったので、もっかい思い出ポケット
から取り出してはニヤニヤ眺めたくての備忘録。友人ハギーの水中写真と共に
振り返ります。

ガイド役ハギーは、魚の名前や生態系をひとつひとつ丁寧に教えてくれ、この素潜りを
虹色に彩ってくれるホント素晴らしい指南役。もはやヒトではなく、服を着たサカナ
なんじゃないかと、割と本気で思っている。

集合は朝7時半。夏休みの子供の虫取りレベルの早さ。ちなみに我が家の子供は
こんなにも楽しいのに誰も来ず、寝てるところをそーっと両親が出ていくという
逆夏休み現象。

家からわずか30分程度の場所なのに、水が澄んでいてキレイな色した魚が沢山。
熱帯魚みたいなキレイな色したお魚さんが優雅に泳いでいて、水族館か熱帯魚やさんに
きたような気分。

それでも、ずっと潜り続けている友人曰く、やっぱり海の生態系は変化しているんだとか。
確かに、毎年海水がぬるくなっている気がする。今回も秋だってのに温かい。それに伴い、
魚たちの住環境も変わってるんだろうな。

キレイなお魚イコールシマシマ。群れてて超絶可愛いかったな。

ちょっと潜ってる「っぽい」私ですが、潜るって難しいのね。もはやこの時点で
「お耳キーン!」状態でイタイことイタイこと。上手に耳抜きしながら潜らないと
いけないのだけれど、全然できまへんでした。

そんなビギナーを横目にぐんぐん深くまでもぐっていき、写真を撮ってくれるハギ―。
こちらウニです!しかし知ってるウニよりトゲが長い。しかもこのトゲ危険なんだとか。
このトゲの表面にガラスみたいなギザギザがあって抜けないらしい。経験者のハギーが、
「小学生の時にはカッターで指とかえぐって抜いてた」という話をオシリぞわぞわ
しながら聞いてました。

我らがアイドル、「グーフー」こと、フグです。彼は単体だと「高級料理!」みたいな
印象なのですが、海の中にいると、俊敏できびきび泳ぐ魚たちと違って、ひとり、いや
ひと魚(ぎょ)、ふんわーりぼんやーり泳いでいるのです。

人間がそばに寄るとシュッと逃げてしまう魚たちと違い、「あ、いたの?」くらいの
緩さでまたふんわーり泳ぐ様が、私は大好きなのです。

似たようなポーズの我が家

近くの海に潜って魚たちを見る、という行為は、スーパー命の洗濯だったな。
おひさまのもと、ぷかぷかと海につかっているだけでも心洗われるし、何より気持ちいい。

そして魚たちを見ていると、本当に私たちが「おじゃましまーす」みたいな気分で
こっそり魚たちのお宅に上がらせてもらい、ハイハイ、今ご飯中ですね、ハイハイ、
今起きましたね、みたいな感じで日常を見させてもらっている感じでした。

自然は人間が傲慢にふるまう場所ではなく、やっぱり居させてもらっているんだな。
海にも「入らせてもらってる」んだな、なんて思った時間。

もう今年も残り3カ月。もう一回くらい潜れるといいな。

10月3日 ニホンコン

ニホンコン

(毎週火曜日更新)
北京と香港に住んでました。今は湘南に住みながら中国語や異文化の先生をしています。ちなみに3人娘のおかあさん。

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