犬たちの居ぬ午後は
ニーハオ、ニホンコンです。
子育てで翻弄されまくりの我が家ですが、実はぽっかり誰もいなくなる
ことがこのところ増えてきました。
受験生は朝から塾だし、ちいこいチーム(小学生の2号3号)は海こそ
一緒に行くものの、お昼ご飯を食べたら「いってきまーす!」と鉄砲玉の
ようにどこかへ行ってしまう週末。
我が家はまるで「放し飼い」の「多頭飼いの犬たち」が
「お腹が空いたら帰ってくる」ような感じです。
そうなると、約束もせずに遊んでくれるのは目の前にいるパートナーただ一人。
ほんじゃ、自転車で行きましょか、とこの日は鎌倉は腰越(こしごえ)あたりまで。
道中、片瀬は龍口寺へ

いつも車で素通りするだけなのですが、折角の機会&時間が十分にあるので寄ってみることに。
ここ、至るところが龍でした。江の島の奥にある岩屋にもたしか龍がいたので、ここらへんは
何かと龍にご縁が深い場所なんだということだけはよく分かります。

実はこの日、江の島界隈にものすごい数の観光客がやってきていたのですが、この境内だけは静か。



子どもがいたら全く楽しめない&そもそも却下案件も、いい年こいた大人ならふらっと
立ち寄れるこの気軽さ。そしてスタンプラリーみたいな感覚で近所の知らないところを
訪れることができるのは、本当に楽しいし、まだまだ知らないところに行きたいなと。
そして腰越までくるといつも寄ってしまうのはココ
腰越レモネード

腰越レモネード。週末だけ民家の軒先でやっているレモネード屋さん。
品のよいおじさまがおひとりでやっているのが、またいい感じ。
私もリタイア後は週末に軒先でレモネード売ろうかな!と素敵な妄想がよぎるのですが、
自分がやったらバナナのたたき売りみたいなお店になるだろうというのが容易に想像
できるので、やる前からやらないことにした。
今日はジェラートを頂くことにし、オットさんのレモネードと交換交換しながら
いずれも「頭キーン」「胸ズドーン」と、キンキンに冷えたものを食べた時あるある
な時間を過ごしていました。
ここ、オススメです。何より庶民的な我が家がしょっちゅう行くくらい良心的価格で、
このレモネードもなかなか美味しい&パンパンに入って頭キンキンになってお値段なんと
350円!
ほら、バナナのたたき売りかジャパネットたかたみたいになってしまいましたが、
とにもかくにも休憩にはちょうどよいです。
結局何しに行ったんだか

結局、美味しいお魚でも買おうかな、なんて目論んでいたものの、全く見当が外れ、
何をしたワケでもない時間を過ごして帰ってきました。
いっそのこと行けるところまでいざ鎌倉!と思ったものの、目的地がないので、途中で
自転車をUターンさせて戻ってきました。いい天気、いい景色、いい気分で帰途につく。
これからの週末の午後なんて、いや終日こんな時間が出てくると思います。
もちろんそれぞれにやりたいことがあったり、学びたいものがあるかもしれませんが、
ふらっと外に出て「天気いいねー」「そだねー」「のど渇いたねー」「そだねー」と
合いの手を打ってくれる相手がいるのはありがたい。
結局寺いってレモネード飲んだだけという時間。
腰越は、まだ行きそびれた場所があり。
漁港で午後からその場で揚げてくれるアジフライと、江ノ電の線路沿いに
あるお店。「まさかこの線路をサササッと通って入口入るんじゃね?」と
思われる危険度極まりないカフェがあり、「入口まさかあそこ?」までは
つきとめました。
きっとそれも、そう遠くない週末に、また誰も居ぬ秋晴れの午後に、
約束しないでも行けるおともだちと行ってくるとします。
9月21日 ニホンコン
追記:レモネード飲んだ話は、多頭飼いの犬たちに言うと
「ズルイぞ!ズルイぞ!キャンキャンキャン!」と吠えまくるのが
確実に一匹、いや1人いるので言わないことにします。