スマホがあってもなくっても
ニーハオ、ニホンコンです。
まさかの財布を忘れて東京まで出かけていました。

髪の毛を切って、その後韓国旅の相談をするという、都内用事合わせ技Dayです。
20年以上お世話になっている同い年の美容師さんと、毎度恒例のキャッチアップを
しながら楽しくいつものショートカットにしてもらい、さてお支払い・・と思ったときに
実は手帳とスマホしかカバンに入っていないことが判明。
慌ててスマホに登録してあるクレジットカードで支払い。というかかざすだけ。
もはや、〽財布を忘れてゆかいなサザエさん~の時代じゃないみたいだ。
代々木に移動。日曜日のこいけはなえ。さんに今月末の韓国旅の相談をしに行く。
駅のスタバでカフェラテを購入し、アツアツのカップ2つを両手持ちしながらはなえさんの
事務所に向かう。これもSuicaのチャージでピッと購入。

美味しい栗あんまんをオヤツに頂きながらあれやこれやとスケジュールを埋めていく。
泊まる場所が決まった現在、割と具体的に旅計画を立てられるのでイメージしながら
お店リストや諸々をヒアリングしていく。
旅の計画を立てるのは実は苦手。ノープランで現地に着いてウロウロするのが実は好きなの
ですが、家族旅行となるとそうもいかず、今回はガッチリではなくともふんわりルートは
決めておいたほうがよかろうと、なんとなくの動きを決めております。
最後、「あとは地下鉄マップさえ手に入ればなんとかなるな!」という私に「大丈夫、
これがあれば」とおすすめしてくれた韓国地下鉄アプリ。なるほど、今はこれでどうにでも
なるというのか。
初めて財布を持たずに外出した1日。それでも1ミリも困らなかったな。逆に財布はあっても
スマホを忘れるほうが不便になってきたという時代。
不思議な時代、と思いながらも、むしろそっちのほうが普通なのかもな、と。

ティーンエージャーの娘たちは中学生からスマホユーザー。車で10分のケーキ屋さんにも
スマホを持っていく様子に「そのくらい置いていってもいいのでは」と苦言を呈す私。
それがピンと来ないのが今どきの若者。リアルジェネレーションギャップを味わっています。
ちなみに、数日前から急に私のSNSに頻出する映画がありまして。
おそらく、何らかのアルゴリズムで出てきたのかもしれないけど、My favorite movieの
ひとつ「ビフォアサンライズ」です。
ただの旅人同士のおしゃべり映画なのだけれど、スマホのない時代なので写真を撮る訳でもなく、
通行人におススメを尋ねたりしながら延々と歩いてお喋りをしている。最後には6カ月後に
ウィーンの同じ駅の同じ場所で会おうと約束する。
今の若い子が見たら「何これ?スマホで調べればいいじゃん、メッセージ送ればいいじゃん」
の一言で終わる映画なのだけれど、このスマホのない時代にしかない余白というか余韻というか
しっとりした空気感がこの映画にはあって、2人の知識や経験から繰り出される会話と
お互いが送る視線に毎回ドキドキワクワクしています。
スマホがあってもなくっても。私はあるという現在を全く否定するつもりもなく、むしろ
「あって助かったー!」な側なのですが、ない時間、ないシチュエーションの楽しみ方も
きちんと残して持ち続けていたいな、なんて思いました。
3月3日 ニホンコン