メイドカフェ潜入記
ニーハオ、ニホンコンです。
先週の「冥途の土産にメイドカフェ」に続き、今回は潜入記です。
甘い匂いにいざ!
最初はクラクラする甘い香りですが、ものの数秒で慣れ(笑)、快適に着席。
慣れてしまえばこちらのもの。

着席したのはアリーナ席、前にステージがあり、どうやらここで記念撮影をするみたいだ。
「おかえりなさいませ~、お嬢様~♡」
鼻にかかる高い声で、若くて可愛いメイドさんがお給仕に来てくれた。
まずは呼ぶ名前を教えてくださいと、お屋敷の鍵をお渡ししますぅ~とのこと。
説明すると、この「お屋敷の鍵」とは、要は会員カードみたいなもので、帰宅回数
(要は来店回数、面倒な表現だな)によってカードの色が変わるとのこと。
最初はブロンズから始まり、シルバー、ゴールド、プラチナ、クリスタル・・・と上がって
行くんだと。えー、その一番上の人とかいるんですかー?なんて聞くと
「ええ、毎日来ていただく方もいらっしゃいますし♡」とサラリと返ってくるところに、
沼ってしまうトラップが沢山仕掛けられているんだと察します。
オリビアです♡
私は下の名前「カオリです」といって書いていただいた。

お連れのお嬢様は?と母に質問が向けられる。母、とまどうかと思いきや
「オリビアです♡」としれっと言いのける。
げー!出たよ横文字!英語名!
オリビアとは、母が以前から通っている英会話教室のイングリッシュネーム。長年通って
いる割に一向に上達の兆しもない割に、この英語名だけはすっかり浸透し、ナンシーさんだか
エリザベスさんだか知らないけど、田舎の町にはオリビアのフレンドがメニメニいるのだ。
ここぞとばかりに出してきたインパクトネーム、やられたぜ!先に言ってくれれば私も「萌え太郎」
だか「きゅん姫」みたいなすっとんきょうなお嬢名でお願いしたのに。ちぇ。
そんな母のオリビア依頼もすっと受け止め、「は~い、オリビアお嬢様ですね♡」といって
かわいい丸文字で名前を書いてくれるメイドさん。さすがプロ。
メニューの紹介をしてくれました。

私はよくある「魔法」をかけて欲しかったのでお絵描きラテ。母は冥途の土産なのでチェキ撮影つき
コースをお願いしといた。写真とは、後でステージに呼ばれ、お好みのメイドさんとポラロイドが
撮れるというもの。
萌え萌えきゅん♡
さて、私のドリンクがやってきました。何でも書いてくれるというものの、あまり困らせては
いけないので、お得意のうさぎとやらを書いてもらうことに。

さすがメイドカフェ、有料のポラロイドがあるからか、スマホで取る写真には厳格。
手元ですらNG。でもそのNG通達ですら「魔法でスマホが溶けちゃいますぅ~♡」
と可愛くサラッと言ってのけてくれる。夢の国すぎでしょ。
飲み物が揃ったところで、いざ、魔法をかけてもらいます。いや、正確にいうと
「一緒に魔法をかける」のです。
一度練習した後に、メイドさんと一緒に「萌え萌えきゅん♡」といって、両手で作った
ハートを胸の辺りからハートで繰り出し、愛情を閉じ込めます。
そう、これぞザ・メイドカフェ!まさかリアルでこれをやる日が来るとは。
「たのしー♡」と純粋に大喜びする私がよほど新鮮だったのか、
「皆さん最近は慣れっこなのでこうやって素直に喜んでくれるとこちらもうれしいです~♡」と
逆に感謝されてしまった。
店内を見渡すと、客層はまちまち。私と母が一番最年長グループなのは間違いないけれど、
常連さんぽいご主人様(男性)、ランチがてらオムライスを食べてる女子高生グループ、
あとは外国のお客様もチラホラいる。
こりゃあ秋葉原を庭とする殿方が夢中になって毎日通っちゃうのも分からんでもないし、
ジャパニーズな体験に、と訪れる外国の方もうなずける。カワイイメイドさんが、
案内してくれて一緒に魔法までかけちゃうことができるんだから。
ステージに呼ばれる
そうこうしているうちに、オリビアこと母がステージに呼ばれる。
どのメイドさんとお写真撮りたいですか?とのことですが、せっかくなので最初に色々
説明してくれた優しい(いや、全員やさしいんだけど)メイドさんと撮ってもらおうとなった。

いろんなポーズがあるようだけれど、母、いやオリビアはこちらで撮った模様。
眺めていると、メイドさんに憧れている女性が可愛らしいメイド姿で一緒に撮る様子や、
慣れっこで「ひさしぶり~」と声をかける殿方も居たりなど、楽しみかたはそれぞれ。
外国の方にも「Master 〇〇(〇〇ご主人さま), Please come to the stage !」などと声を掛け
簡単な英語とジェスチャーで萌えポーズチェキを撮っていた。お見事な国際交流!と
勝手に感心する。
メイドさんには時間の許す限り色々質問、何年くらいやってるんですか~(そのメイドさんは
3年、20年選手もいるんだとか)とか、外国の方多いんですか~とか(ポーランドの方50名で
貸し切りとかもあったんだとか、凄!)。
ちなみに母がNHKの番組を観て気になってきました、と言ったら「あ、それ初めてですぅ~」
と言われたのは意外。
ああそうか、番組の視聴者層(中年~高齢)の中で「よっしゃ私も行こ!」となるのは、
やっぱりオリビアくらい好奇心の塊で、わざわざ新幹線に乗って秋葉原くんだりまで
来てしまう、ガッツあるお嬢しかいなかろう。
オモシロ体験、是非一度はご帰宅あれ
頭の先から爪の先まで一寸の気の緩みも見せない若きメイドさん、どんなお客さんにも
にこやかにサラリと対応し、笑顔で手を降る。そのプロ根性にいたく感動しました。
こんな可愛かったら惚れられちゃうこともあるだろうに、対応に困ることもあるだろうに、
なんて母親のような気持ちで見守りながらも、とっかえひっかえカワイイ女の子(メイドさん)
たちが声を掛けてくれることに、すっかり楽しい時間を過ごしてきました。
でもこの潜入記、濃厚すぎて二週に渡って書いてますが、実は滞在時間1時間。
(規定では約1時間程度。これで混雑せず回転させていくシステムです)
リアル令和の竜宮城、是非オモシロイので行って、いや「ご帰宅」なさってくださいな。
帰宅したら母から「今度はメイドさんみたいなこんなの付けていかなきゃ♡」とラインがあり、
送られてきたURLを開けると「メイド、ロリータカチューシャ」というフリフリ猫耳ヘアバンド
写真がどどーんと飛び込んできた。
あ、また行くんだ、私(笑)
2月17日 ニホンコン