共通語は「おいしい」です

ニーハオ、ニホンコンです。
新春早々、またあの怪しくておいしい店に行って来ました。

まず乾杯

下戸にはおススメ、ハルピンビール、うっすーいです(笑)

メンバーは日本津々浦々から集まった食いしん坊。中華スーパーではめいめいに買い物をする
ものの「これこれこうしたら美味しくなる」や「前回買って美味しかった」など、違う視点からの
情報交換で溢れかえる。

さして購買意欲がなかった私もいつの間にかカゴがイッパイに。

いざ、魔都へ

怪しさ満点、美味しさ200満点のお店に友人ご一行様を引き連れて予約より早い前のめりな訪問。
2025年の功績の一つは、意を決して友達を道連れにしてここを訪問したこと。以来、すっかり
ファンになってしまい、嬉しい二度目まして。

この日のメンバーは秋田・大阪・東京そして神奈川から集合。皆さん別の予定も
くっつけたりしながらも、まあまあここを楽しみにしてきてる面子。

お店のママさんにそれぞれ遠方から来た旨伝えると、最後に「みんな遠くから来たのね~。
ワタシ、中国から来ましたけど♡」と、滑らないネタでのっけから和む。

お正月らしく、この日は「百合根」があると聞き、それで調理してもらいました

ここの注文スタイルは毎度独特。「イメージメニューあるよ」といって出してもらったけれど、
「これ食べたい!」「いやそれ今日ないから」みたいなやりとりばかりで、ホントの意味での
イメージメニューだった。

ママさんも「だから嫌なのよ!これ見せると無いものばっかり食べたいって言われるから!」と
こぼしていた。

毎度ぶれない「自分の目標を決めて」

毎回言う、「流されてると自分が食べたいものにたどり着けなくなる。だから目標を決めて」
と。これは人生哲学に通じるところでぐっと来るところ。

そうなのです、私たち、常にいろいろ流されたりしがちで、自分が何食べたいか、
何したいかを見失いがちなのだけど「絶対これは!」をぶらさないことで、そこから
逆算したりそれに見合った周辺を固めることができるのだと。

もうこの手!手から出汁が出てるのではと思うほどのフクフクした美味しそうな手

私たちは今宵のターゲットを「餃子」に絞る。何でも今日はエビ、白菜、あと忘れた(笑)けど
いつもと違う餡らしく「今日は餃子にしなきゃだめよ~」というママさんの強い後押しもあり、
あっさりと決定。

そして更に麺も行きたいよね、という目標まで掲げちゃったもんだから、ここはぐっとこらえて
「餃子はひとり3つ」と決めて注文。

出てきた餃子はプリプリで、特製ラー油なんかかけちゃった暁には、もう飛びます(笑)

そして〆の麺。今回はママさんの故郷、甘粛省は張液の名物という「爆竹麺」。

伸ばした麺を手でちぎりながら、ヒョイヒョイと沸騰した鍋に投げていく。その姿が
爆竹がはぜる様子に似てるからかな?なんて思いながら見とれてました。

餃子の皮と同じ生地を使って器用に麺を作ったとは思えないくらい、また違うモチモチ、
ツヤツヤした食感の爆竹麺。

おいしいもの好きに悪い人はいない

ここの良さは、料理の美味しさはもとより、集うお客さんが毎度良い。狭いお店ながらも
マックス7人まで座れるL字型のカウンターは、言うならばスナック。

この日も常連さんや一見さんが来店したものの、来店回数にに関わらず全員がフラット。
きっとそれは、ママさんが醸し出す雰囲気や、お人柄も大いにあることかと。

常にぶれずに自分が食べたいという理由で食材を選び、料理として完成させる。
そしてそれを皆でシェアする。シンプルな工程の中に、ママさん哲学が詰め込まれていて、
それがお店の雰囲気となってふんわり漂っている。

ママさんから発せられる「おいしいもの好き」は、こんなにも人を惹きつけ、初めまして
だろうが久しぶりだろうが関係なくL字全員で盛り上がり、そして楽しかったな。

さようならした瞬間からまた訪れたくなるところ。次はどんな食材と、どんな料理と
出会えるんだろうと思うと、またメンバーを集めて訪れたい気持ちでいっぱい。

今年初の宴会も滑り出し絶好調、美味しく始まりました。そして、やっぱり中華ラブ。

1月13日 ニホンコン

ニホンコン

(毎週火曜日更新)
北京と香港に住んでました。今は湘南に住みながら中国語や異文化の先生をしています。ちなみに3人娘のおかあさん。

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