大人だからこそのステイ
先週からのリトリートの話、引っ張ります(笑)。
これが大人になるということか。大人ならではのステイを存分に味わってきました。
お宿が既に200%
バリ島の中でも秘境と言われるシドメンという町、というか村。どこからもアクセスが困難で
こんな山道を延々と走っていくこと数時間。


長いドライブの末に着いたのは、看板だけでは全貌が見えない入口。急な坂道をずんずんと
降りると登場する開放的なロビーがお出迎えしてくれました。

もう、この時点で優勝!写真ではこの大自然のよさが伝わらない気がするので、動画でどうぞ。
この静かで、隠れ家で、都会から、そしていつもの場所から離れてリトリートをするには、
最高でしかない場所。

若い頃には雑誌の向こう側でしかお目にかかれなかった「インフィニティプール」。
それが目の前で「どうぞご自由にお入りください」的に位置している。
「大人になってよかったな」と自分をナデナデしたくなるくらい、素敵としか言葉が出ない場所。
頑張って来てよかったな。なんだか自分へのご褒美としては豚に真珠すぎてこそばゆいけど、
ありがたく真珠、いや、ダイヤモンド級のラグジュアリーを受け取るとします。ブヒブヒ。
お部屋は

部屋はこんな感じ。天蓋のベッドなんてもう、プリンセス気分。きっとリトリートに参加した
全員が、プリンセスな気分でいい夢を見たんだろうかと。思い出しただけで幸せな気分になります。

朝見るとこんな感じです。ちなみに私はツインで宿泊。ルームメイトは初めましての参加者で、
これを人に言うと「初めましての人同室なんて信じられない!」と言われるのだけど、
いやいや、その逆でとても良い時間、最高でした。
リトリートがなせる技なのか、バリなのか、この環境なのかは分からないけれど、短い時間ながら
笑って泣いての濃い時間が過ごせ、むしろ一人じゃなくて良かったくらいの勢い。若くて可愛い
ルームメイトに感謝しかないし、「また」があるなら一緒に泊まって語り明かしたいくらい。

お風呂はバスタブが大きすぎてお湯溜めてたら明日になりそうで私はシャワーオンリー。
窓からの景色は見渡す限り緑、緑、緑。日本の田園風景とは少し異なり、田んぼがあるけど、
ヤシの木もあるという。それでいて静かで本当にいい場所でした。
もう一つお部屋紹介
部屋タイプは様々。アンラッキーがスーパーラッキーに変わった例もあり。
1つの部屋は鍵が閉まらない&トイレが流れないというハプニングに見舞われ、一時は
どうなるかと思ったらルームチェンジ。
しかも残っていたのが超スーパーウルトラ素敵グレードなものしか残っていなかったらしく、
結果ここでずっとお姫様通り越して王族みたいな時間を過ごしていた方々も。羨ましい、
きっとこれもここにステイしたお姉さまたちが日々頑張って日常を紡いできたことへの、
神様からのご褒美なんだろうな。


最終日のチェックアウト前に寄ってみました。私は早々に荷造りをして暇を持て余していたので
部屋についているプールを眺めながらのんびりしておりましたが、ここに滞在するお姉さま方は
それぞれの持ち場で時間ギリギリまでパッキング。
滞在ラストはこの静かで優雅でうっとりする世界線とはかけ離れた時間が流れていました(笑)

ご飯も美味しかったなー。朝昼晩ほぼこちらでいただいていたけれど、全て美味しくて何でも
かんでもペロリとたいらげてしまいました。
ピラティスとヤムナという、超健康的リトリートだっていうのに、1日3食きっちり食べて
帰国したらしっかり3キロも増でびっくり。オマエさん、何しに行ったんだ?状態(笑)
肝心のピラティスは

こんなほぼ外!な場所で行っていました。朝も昼も気持ちよいし、雨が降っても天の恵みと
嬉しくなり、夕暮れ時から夜の時間帯も幻想的で素敵でした。

自分のボキャブラリーの薄さに辟易としながらも、素敵とサイコーしか出てこないくらいの
リトリートのお宿。
目に焼き付けようと今回はあまり写真を撮りませんでしたが、それでも撮った写真を眺めれば
ぶわっとあの場所に戻れ、そしてあの時に幸せな気分が蘇ります。
「どこに行くか、誰と行くか、何をするか」
旅の成功や満足を構成する要素は色々あるけれど、「どこにステイするか」が
こんなにも幸福度を高めてくれるなんて、滑り出しというか着いた矢先から絶好調。
この上にピラティスとヤムナと仲間という要素が乗っかってくるので、最後は
500%くらいになるという(笑)
それを話し出すと長くなりますので、また次回。
12月2日 ニホンコン