香港の喧騒は、パワーの素
ニーハオ、ニホンコンです。
久々に香港に訪れて思ったこと。
日本人は少ないわ物価は高いわ中国の一部になってしまっただとか色々言われ、
日本人が訪れたい観光地ランキングとしては下降気味な香港。
とはいえ、私はやっぱり大好きな街でした。
勝手なタクシーのおじさん

到着した日、列車の駅からのタクシー。「現金持ってない」って言ってるのに猛スピードで
発車するドライバーのおじさん。
「ホテルで両替すればいいから!」と謎の半ギレでぐんぐん進んでいくものの、レートが悪い
ホテルでは両替をせず、安宿街の重慶マンションが一番高レートなので、そこでするんだもんね、
なんて話していたら

ご丁寧にそこまで車を乗りつけて横付け。「早く両替してこい!待ってるから!」と謎の指示。
のっけからペースに巻き込まれました。ああ、到着早々慌ただしい。
四天王は健在だし

チムサーチョイのプロムナード。ここには往年の香港スターたちが居並んでいて、
ブルースリーのモニュメントもあるのだけど、それは端っこの端っこ。そこまでガッツが出ない。
と、思ったら私が大好きな香港四天王の一人、アーロン・クォックの手形発見♡
ちなみに香港四天王とは香港を代表する4人の歌手で、もう長いことそのポジションが変わってない
という、日本でいう新御三家「郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎」に橋幸夫をくっつけてあげた
ような4人。

こちらも四天王のひとり、ジャッキー・チェンならぬ、「ジャッキー・チュン」。最初ややこしくて
全く分からなかったけど、会社員を経て歌手になられた経歴を持つ、いわば香港の小椋佳(笑)
ちなみに64歳。
まだこうしてドドーンと宣伝されているところを見ると、福山雅治くらいの影響力はあろうかと。
ちなみにまだ現役バリバリという事実から、香港のエンタメ層が薄すぎるのか、この人らが
偉大すぎるのか、良く分からない。
これぞ香港!も健在

香港の町中至るところに垂れ下がっているガジュマルの木もシンボルだし

ショーウインドーの指輪が東京のマンション変えちゃうくらいの金額。しかもこんな店だらけだし

空港の給水所は「常温」か「アチチのお湯」の二択。日本みたいなキンキンの水は絶対ありえない
というガチ医食同源を現代でも貫く姿はあっぱれ。

ビクトリアピークからの眺めも変わらない。そんな中でもまだまだ両端は絶賛工事中でどんどん
変化していく様子も見受けられる。

金融街は相変わらずビルが高すぎて空が小さいのが常。

でも建物の修繕は今だ竹という原始的さも健在という不思議。
庶民的香港も垣間見れまして

資本主義の縮図みたいな街で、拝金主義で主張が強くてせっかちでせわしない香港という街。
でも奥底にたぎる「たくましさ」みたいなものがあって、そのエネルギーの強さに魅せられて
私もここに住みたいと決めた記憶があります。
もちろん日本企業のネオン看板が激減したりなど、昔と変わったところはいくらでもあれど、
その変化と共に自分も七変化しながら生き抜いていっているような気がして、個人的には応援したい。
もし次回機会があるなら、船に乗って向こう岸まで渡って、トラムに乗って昔住んでいた家を
みにいって、日本に来た時に全力で歓迎した香港人の友人に逆歓迎してもらわなきゃだ(笑)
何より私が大好きなこの街を全力で案内したい!という香港ツアーの夢まで膨らんだという、
夢と鼻の穴だけは大きく膨らませて帰ってきました。

Goodbye and see you soon!
近いうちにまた戻ってきます!と勝手に香港に向けて宣言。
11月4日 ニホンコン
追記:来週バリにて、お休みです!