東京はやっぱり。
おはこんばんちは。飯塚です。
年明けから、アイルランドで雨が観測される日が60日くらい続いたのが、やっと晴れになりました。

日本の夏も猛暑がもはや定着してますが、気温の変動があると聞きます。
雨ばかりのアイルランドの冬で嫌気がさして「ねぇ、どこに住もうか」みたいな話題になりがち。現実逃避ですね。
日本が大好きな子供達は
「日本は?日本に住もうよ」
と声を弾ませる。夏はアイルランド生活、冬は日本に住めたら最高だよね、太平洋側なら冬はだいたい晴れてるし、なんて夢想してみたり。
2ヶ月ずっと雨の冬とか鬱になりそう。

映える、TOKYO
映画「レンタル・ファミリー」を観て更に里心がついてしまったり。
こちらでは一月に公開しました。
ちょうど近い時期に配信で「ロスト・イン・トランスレーション」観たのですが。
この映画は公開時にも劇場で観ました。もう20年くらい経つので改めて観るとやっぱり新たな発見がある。
東京は絵になる。

外国人には読めない日本語の看板が乱立した繁華街は英語話者にはエキゾチック。
それは例えばバンコクやソウル、香港、デリーでもいいのだけど。
カオスなアジアの都市、その中で整然さも際立つ東京。歴史的建造物が当然のように残る欧米諸国とは異なる魅力がある、と改めて思い知らされたり。
今やベテラン女優のスカーレット・ヨハンソンがとてもフレッシュで。ビル・マーレイも東京に佇まいが哀愁あって。
言葉が通じない、理解を超える独特な習慣、人が多すぎる大都会。街の景色は賑やかで騒音の中にいるのに話し相手はいない、孤独感に襲われる東京。
「ロスト・イン・トランスレーション」は東京のフォトジェニックと欧米人の孤独感がマッチした名作だな、と改めて思いました。
「レンタル・ファミリー」公開してます。
「レンタル・ファミリー」はまた東京を外国人からの目線で撮っていて「やっぱり東京って絵になるな」と思わせられて。また「東京に生きる孤独な人達」を主題にしているのですが、こちらの方が万人に伝わりやすいストーリーです。
東京に住む売れないアメリカ人俳優フィリップが、俳優業を生かして「レンタルファミリー」の会社に登録し、依頼人の夫役、友人役、お父さん役を請け負いながら依頼人や会社の人達との関係を築いていく。そんな話です。
「レンタル・ファミリー」を依頼するのは孤独だけどフィリップ自身も寂しい日々を送っていて、人を助けながらも彼がちょっとずつ救われている。
俳優陣がとても良い。主役のブレンダン・フレイザーは「ハムナプトラ」シリーズでお馴染みですが、彼の「ホエール」も実はたまたま最近観てそれも良かったです。
ブレンダン・フレイザーは劇中かなり日本語も話しますが彼の動作もすごく日本人ぽくて思わず笑ってしまいます。
柄本明さんの存在感も作品の質を上げてるし「Showgun」の悪役で記憶に残っていた平岳大さんも物語に説得力を与えています。
日本を主題にしていた映画ですが、日本人としても違和感ない。
東京に住む人々の孤独。でもやっぱり誰かを必要としている現実を温かくユーモラスに描く「レンタル・ファミリー」オススメですのでぜひ!
