ミッション遂行という名の。

おはこんばんちは。飯塚です。

二週間のイースターホリデーが終わり、月曜から学校と幼稚園が始まり、また日常に戻っています。

ホリデー前は、間がもつかな〜、と心配していたのが、いざ始まったら割と忙しく、あっという間に過ぎ去る日々。

というのも、先週末に子供達を連れて初めてダブリンに行ったから。

子供達はアイルランドのパスポートは持っています。

ダブリンの日本大使館に申請していた子供達のパスポート、受領は郵送不可で本人が行かねばならないと。

アイルランドのパスポートを持つ子供達。今まではそれで事足りてました。

ただ、コロナで外国人旅行者の入国を受け付けない、などと聞き、やはり日本のパスポートを持つに越したことはないのかな、と。

パスポート申請用の日本の戸籍謄本を両親に頼んで取り寄せてもらったのは確か3月頭でした。

それから証明写真撮って申請書類ダウンロードして送ったものの、不備があると大使館から連絡、やり直して書類を送る。
地味に面倒な作業。

早く片付けてしまいたい、今度こそ書類に間違いありませんように。

大使館の方には入籍届、出産時の戸籍の登録時など折々にお世話になっております。

そして無事、大使館から「パスポートご用意出来ました」の連絡が。

都へ行かねばならなくなりました。

やった!ちょうどイースターホリデーだ。

平日に子供達を連れて行かねばならないので、普段なら学校休ませて行くところだったけど、この休暇中に行けば軽く家族旅行で子供達も楽しめる!

私の住まいから首都ダブリンまでは車で3時間。

長距離ドライブ嫌いな子供達。こんな機会でもない限り行く事は無いのです。

ダブリンの人口は150 万人。

アイルランドの首都ですが、街の規模はそれほど大きくありません。

私の地元の仙台市くらい。

直行便がないし地味な国なので日本人観光客は少ないですが、ヨーロッパやアメリカからの観光客はそれなりにいます。

特に古くからアイルランド移民が多いアメリカからは自分のルーツを辿る旅をしに来る人が多い。

ダブリンはいつもツアーバスや多くの観光客がごった返しています。

コロナで二年間、外国人はいなかっただろうけどきっとまた賑わいが戻っているはず。

ここ数ヶ月、周りのアイリッシュも海外旅行を始めてます。

特に航空券が安いEU圏のスペインなどに行く人多数。

ダブリンに最後に行ったのは四年前、日本から来た友達との旅。

私は息子2号の妊娠中で、夫に息子1号を任せて独身時代みたいな時間を過ごさせてもらいました。

楽しかったなぁ。(今回の写真は4年前の思いで写真)

アイルランドといえばギネスビール。そしてパブ。下戸な人でもアイルランドではパブに行くべし!
先週アイルランドのケーキが激甘と散々愚痴ったけどドーナツもです。4年前は確かドーナツブームだった。

正直にいうとダブリンというか都会には子供なしで行くのが正解なんだけど。

結婚するまでは都会暮らしだった私、たまには都会の楽しみを欲します。

泊まりのホテルを取ろうとした矢先に、ダブリンに住む夫の友人が泊めてくれる、という。

ありがたい、ありがたいけど、ホテルの朝ごはん食べたかったなー、などと軽くボヤいてみる。

アイルランドに来たら肉満載のアイリッシュブレックファーストを食べるべし、なんですが私は頼まずハムとチーズのプレートを。

パスポート受領の予約は金曜日朝10時半。

せっかく行くのだから何か楽しい事しないと。

とりあえずダブリン動物園に行こう。

あとは日本食レストランか中華でも行けたらいいな。

帰りは有名なお城があるから見て行こう。

ダブリンから近いキルケニーキャッスル。
お城の中。

現地では電車にも乗れる!と子供達も大喜び。

ダブリン在住の日本人にインスタでオススメのレストランも聞いたし、昂る気持ちが抑えられない!

苦痛な長距離ドライブと、更に動物園にも興味がないためテンションが異常に低い夫以外はソワソワしながら準備を始めました。

というわけで田舎者のご一行、都会へ行った珍道中は次回に続きます。

西果て便り

(毎週木曜日更新)
世界放浪の後にヨーロッパの西端アイルランドに辿り着く。海辺の村アイリッシュの夫、と3人の子供達(息子二人、娘一人)と暮らしています。