アイリッシュ的ハピバ問題。

おはこんばんちは。飯塚です。

こちらは今週からイースターホリデーで二週間学校がお休みです。

特に大きな予定はないので、映画など地味に近場でちょこちょこお出かけしております。

もうね、家に居ると男児二人、遊ぶ、ケンカ、ケンカ、ケンカ、遊ぶ、ケンカ、ケンカ。
ケンカが絶えない。

息子2号の叫び声と泣き声が耳をつんざく。

しかしまた3分後には二人で転がりながら笑ってたりする。
で、また2分後に泣き出す。

ただ、家にいる時間が長いと叫ぶ&泣く率が増えます。

という訳で基本的に外に連れ出します。
私自身も家に篭るのはあまり好きではないし。

出かけるのも大変だけど、ずっと家にいるよりは良い。

2号が4歳になりました。

実は4月11日は息子4歳の誕生日でした。
去年、一昨年とロックダウンで誰とも会えない誕生日でしたが。

今年、誕生日パーティーはたぶん本人はやって欲しかったみたいですが、企画はせずに地味に誕生日当日にいつもお世話になっているお隣りさんに来ていただきケーキを食べました。

日本のショートケーキは自作で。

ご近所さんだけを招いてハッピーバースデー。奥のチョコカップケーキはお隣さんが焼いてくれました。真ん中は私が作ったショートケーキ、下の四角いのはアイスクリーム。お隣さんの子供達は私の作ったショートケーキには手も付けない。さすが生粋のアイリッシュ(食わず嫌い)。

ちなみにいわゆる日本のショートケーキはこの国ではほぼ存在しません。

私の作るショートケーキ、好みは分かれます。

クリスマス前と誕生日前は悩ましい。

本当に子供の誕生日って親には難題。

誕生日プレゼントやら、パーティーやら。

うちは息子1号のプレゼントはそれほど悩ましくはなかったのです。

おもちゃも元々そんなになかったし。

今は特に欲しい物も言ってくるし。

ただ、息子2号、難易度高いのです。

まず、我が家にはすでにおもちゃはたくさんある。

というよりも、もうこれ以上おもちゃは要らない、という状況。

LEGOもバスケットに溢れるほど、ある。

もうごちゃごちゃに入っている。満杯なレゴとその他諸々。

また、本人の意向よりも息子1号の影響でアニキと同じ物を欲しがります。

今はポケモンカード、かな。

ただ、本人は遊び方をまだマスターしてないし本当はそんなに興味なさそう。

だからこちらが色々考えないといけない。

最近は映画「ジュラシックワールド」にハマって毎日同じのを観てました。

それで、息子1号が、ジュラシックワールド系の何かがいいんじゃない?なんて粋なアイディアをしてくれたものの、おもちゃ屋さんをオンラインで調べても、これだ!というのがない。

さて、本格的にどうしよう。

あ、そういえば、最近毎日なぜかスパイダーマンの顔描いてるね。

ちなみに息子2号は3歳までお絵描きをほとんどしたことがないし、私たちに何か描いてほしいとねだった事もない。絵に興味がなかったのに最近やっと描き始めた。

で、おもちゃ屋さんのオンラインでスパイダーマン検索したら、トランシーバーがあるじゃないか!

コレはいい!我が家にはないし、男児二人で遊ぶにはもってこいだ。

夫にすぐ確認して同意を得て、ポチる。
いやー、めでたく任務終了。

誕生日当日、興奮して5:40に起き出す男児二人。

いいなぁ、誕生日にそんなにテンション上がるって羨ましい。

偉いのは、二人で大人しく我々が起きるまで待っていた事。

私は7:30頃に起き、待ち構える4歳児に早速プレゼントを渡しました。

喧嘩しないで使ってね。

加えて、誕生日当日にまさかのプレゼントが日本から届きました。奇跡か⁈

前回、この場で日本から宅急便が届かない、と嘆いたのに今回は届いた。なぜ?何が違うんだ?子供達は大興奮。

日本の子供達の誕生日パーティ事情も興味あります。

アイルランドの誕生日パーティー。

田舎だと家の庭にバウンシーキャッスルを設置して友達を招待するのが一般的。

これが子供達が大好きなバウンシーキャッスル。大きさは色々選べます。子供が落ちたりして骨折する例も多い鬼門な遊び。

お菓子をたくさん用意して、皆でハッピーバースデーを歌う。

あとは、人を招待するのも大変なのでパーティーをアミューズメント施設でやる。

インドア施設はコロナの時は閉まっており、それ以降閉館してしまった所も多い。

我が家もコロナ以降このインドア施設には行ってなかったのですが、先週土曜日はまさに息子が誕生日パーティーに呼ばれたため、久しぶりに行きました。

中はトランポリンや巨大な滑り台、ミニバスケットやサッカーなどもでき、子供達は思う存分走り回れます。

中は迷路になっていてどうにか一番上に辿り着いて滑り台で降りてくる、という仕組み。
サッカーとバスケを同時にできる。ボールは柔らかい子供用。

雨が多いアイルランドでは、こういう施設が重宝されるのです。

館内はパーティールームやテーブルを仕切ってあり、グループ毎に誕生日パーティーができるようになっています。施設内で食べ物もあり、チキンナゲットやフライドポテトを食べてバースデーケーキでお祝いします。

ケーキは持ち込み可能です。

誕生日ケーキ待機中。
ケーキの中身は五色のスポンジにバタークリーム。

招待された子の入館料は主催者が払います。

その代わりに招待客はプレゼントを持っていく。

今回は息子2号が招待されたため、息子2号の入館料は私ではなく誕生日の子の親が支払ってくれました。ただ、息子1号は招待されてないため私が入館料を支払う。ちなみに保護者は無料。

息子1号は久しぶりのインドア施設に興奮して2時間みっちり楽しんだけれど、招待された息子2号は初めての場所に怖気づいてあまり走り回らず。

きっとまた行ったら楽しいかな。

そのうちこういう場所で誕生日パーティーをしたい、などと言われそう。

実は息子2号、大きな誕生日パーティーはまだやった事がないので、いつかやってあげてもいいかな、などと思った週末でした。

西果て便り

(毎週木曜日更新)
世界放浪の後にヨーロッパの西端アイルランドに辿り着く。海辺の村アイリッシュの夫、と3人の子供達(息子二人、娘一人)と暮らしています。