学校が再開しました。

おはこんばんちわ。飯塚です。

クリスマス休暇以来、2か月以上ぶりに息子1号は今週月曜から学校再開しました。

先週火曜日の政府からの正式発表を受けて6歳の息子に学校再開を伝えると、目に見えてイキイキし始め活気が戻りました。

月曜はランチボックスも自分で用意して大張り切りで登校しました。

ただ、この学校再開も全校ではなく今週はPrimary の低学年とSecondary school の受験生のみ再開。

あとは4月12日までに段階的に学校を開けていきます。
日本でいうところの中学生は4月12日までオンライン授業が続くようです。

息子はまだ低学年なのでホームスクーリングと言っても、毎日1時間程度やれば済むくらいでした。
ただ、やっぱりなかなかヤル気も出ない。友達とは遊べないので生活にメリハリがないのも一つの要因。

多くのご家庭は親が在宅勤務しながらも子供の面倒を見ているようですが、いや、かなりこれ、無理ありますよ。

晴れてさえいればうちの子供達は隣りの子達や隣人のワンちゃんと庭先で遊べるので恵まれている方。

アパート住まいだったら子供達の持て余したエネルギーの行き場がないし大変です。
田舎暮らしは不便さもありますが、この状況だとありがたさの方が大きいと日々感じます。

オンラインミーティングも便利だけど。

休校中に週に一度 はZoomでクラスの先生やクラスメイトとミーティングもあったのです。
簡単な雑談やゲームを20分位する程度でした。
子供達はしばらく会えなかった人達と画面越しとはいえ、話が出来たのは嬉しかったようです。

休校中の週一zoomミーティングは弟も漏れなく出席する我が家。

ただ、zoomで会うのは実際に顔を合わせて話すのとは違います。

今週日曜日の新聞付属の雑誌ではロックダウン下における孤独とオンライン交流の特集記事がありました。

そのインタビューで、
「zoomでの交流はまるでノンアルコールビールを飲んでいるよう。もうzoomミーティングはしない。」

というのを読んで、なるほど!なんて的確な例えだろう、と思いました。

それくらい今は選択肢がない、ということも含めて言い当ててる。

いうまでもなく実際に会う事とオンラインは違う。
会えるのならば誰だって直接交流したい。

因みに一番厳しいレベル5のロックダウンは、現状4月5日までとアナウンスされております。

それまではスーパーやドラッグストア以外は全て閉店。
レストランも美容院もいつ再開するのか。
政府からの発表だとホテルやパブなどは夏までオープンは出来ないという話。

もうこれ、そのまま廃業や倒産に追い込まれるパターンなんじゃないかと嫌な予感しかありません。

治安悪化とヘイトAsianの増加

ダブリン市内では若者のギャング化が悪化してウーバーイーツのドライバー襲撃事件が後を経たないとか。
失業者が急増し、行き場のない怒りが犯罪率増加に繋がっているのでしょう。

日本では報道されているかわかりませんが、最近ではパリで在住邦人が通り魔的に塩酸をかけられる事件がありました。

不幸中の幸いで、被害者は手で顔を咄嗟に覆った為に顔には被害はなく手の火傷で済んだそう。

中国発のコロナの影響で欧米の至る所でアジア人を標的にした暴行事件が多発しているといいます。

私の家から一番近い市内でも在住日本人が差別的な嫌がらせをされたりしているらしいので、私も無闇に外出しない方がいいように思います。

アイルランド人からしたら中国人と日本人など見た目は同じですからね。

ま、今ロックダウンなので市内に出かけることも出来ないんですけど。
春を感じる日も増えて来たので田舎で引き続き引きこもります。

西果て便り

(毎週木曜日更新)
世界放浪の後にヨーロッパの西端アイルランドに辿り着く。海辺の村アイリッシュの夫、と3人の子供達(息子二人、娘一人)と暮らしています。