我が家の「買ってはいけない物」

おはこんばんちは。飯塚です。

気づけば10月半ばも過ぎ、来週は学校休暇です。

とても暖かい今年の秋。厚手の長袖を着ると汗ばむほど。

日照時間だけは確実に短くなってきていますが。

またくだらないネタですが。

たまにネットで出る、医者が絶対食べない物、とかなんでだろう、つい読んでしまいます。

という訳で真似して、今回は、我が家が買わない物、リスト。

ブラックベリー

これは、つい最近2週に渡り書いたので、貼り付けます。

アイルランドのスーパーにも、粒が大きくてツヤツヤしたのは売ってますが、近所で採れ放題だから買いません。

そういえば、昔日本に一時帰国した際に、輸入食材店で瓶詰めのブラックベリーを見つけましたよ。

たしか700円くらいで、
うわー!たっか〜!これ、私商売したら儲かるな。

と、ほんの少し夢想しました。

鯖に関しては去年書きました。

自慢の田舎自給自足暮らしのはずなのに、何という事でしょう。

今年の夏は鯖の竜田揚げも大好きな鯖サンドも2回しか食べられなかったのです。

3年前の夏は確か週に一度は食べてたのに。

というより夫の話だと若い頃は、ほんの数分でバケツいっぱいに釣れていたらしいんですが。
もはや、それは伝説の話でしかない。
気候変動が関係してるんでしょうか。

今年は夫が激務で殆ど漁に出られなかった、というのもあるし、そもそも海に鯖がいなかったらしい。

海辺の村では夏に近所の人達が釣りにボートを出しますが、誰もが不漁だと嘆いていた今年の夏。

そんな噂を聞いていた夫、ボートを出す気にならなかったみたいで。

ちなみに釣りは夏しかいきません。

実は冬の間に魚屋さんに行った際、鯖大好きな息子1号がお店に陳列された鯖を買いたい!食べたい!と言うので、初めて店で鯖を買って、竜田揚げを作りました。

鯖にうるさい夫は、そもそも手もつけない。

久しぶりに竜田揚げを口にした息子は

「美味しくない…。」

と、箸も進まず。

確かに匂いも違うし、食感も柔らかくて。

釣ったばかりの鯖しか食べた事がない息子は、それ以降お店の鯖は欲しがらなくなりました。

夫は常々
「うちは鯖は店では絶対買わない。いつ釣れたかもわからないし、鯖は鮮度が味に出る。」

と言うし、確かに新鮮な鯖だけ食べる私達は、もうお店の鯖を食べたいとは思えない。

舌が肥えるのも問題です。

来年は豊漁である事を祈るばかり。

鯖の竜田揚げ。来年夏はもっと食べられますように。

トマト

9月某日、天狗トマトを収穫しました。

実は私はトマト嫌い。

ただ、昔から一番好きなパスタはトマトと魚介のパスタ、ペスカトーレだったし、トマトのサルサも好きなので、嫌いなのはトマトの食感だと割と最近気付きました。

そういえば、イタリアで食べたトマトも美味しかった。

で、なんでトマト買わないかって、理由は鯖と同様、これも我が家のビニールハウスのトマトを食べたらお店のトマトは無味にしか感じないから。

青い内に収穫されたスーパーのトマトは、風味がない。

ラザニア やパスタに使うトマトの水煮缶はシーズン以外は買いますがやっぱり美味しい新鮮なトマトを使うと格別。

トマトは冷凍して、できるだけシーズン後も食べられるようにしています。

夫と子供達が作る自家製ピザ。ピザソースも家のトマトで作ると風味が違う
最近はトマトクリームパスタが家族全員のお気に入り。材料はトマトとオリーブオイル、ニンニク、生クリーム、美味しいシーソルトだけ。
ラザニア 。パスタは茹でずに敷いて室温にしばらく置き、オーブンで40分焼く。パスタは茹でない方が味がソースの味が絡んで美味しい。

お寿司

残り物のお寿司とシメサバ。シメサバがあるのは夏限定。

アイリッシュの夫は日本のお寿司の学校を出たお寿司屋さんです。

木曜日と土曜日の週二回、ファーマーズマーケットでお寿司売ってます。

売れ残りは我が家で食べたり、お寿司好きなお隣さんにあげたりしています。

夫のお寿司を食べるようになってからお隣さんはスーパーのお寿司は食べられなくなった、と話しています。

日本はスーパーのお寿司も美味しいけど、アイルランドのスーパーのお寿司は米も硬くて全然美味しくないんですよ。

なんでこうも違うのか。

しかし、夫は日本のお寿司屋さんに行きたい、とよく話しています。

マーケットで売っているお寿司はこんな感じです。
スーパーで売っているお寿司。お寿司好きな人はオシャレで健康志向みたいな人が多い。酢飯に入っている砂糖の量とか誰も知りません。
3年前に帰国した際に実家から車で30分の魚市場で新鮮な魚を買い、我が家で夫が握るお寿司の夕ご飯。トロ!ボタンエビ!鯵!うに!アイルランドで食べられないネタばかり。あー日本に帰りたい!

ケーキや和菓子

アイルランドのケーキが甘過ぎて、重過ぎて、全然口に合わないのでケーキ作りをするようになって早8年。

ケーキやお菓子の話はまた改めてしようと思います。(もちろん愚痴です)

抹茶パフェ。抹茶アイスも売ってないので自家製。暇だったんだなぁ、この時(遠い目)…。
息子1号4歳。デコレーションが酷い。このTシャツはアイルランドで買いました。
息子1号6歳の誕生日ケーキ。デコレーションは難しい。
夫の誕生日ケーキは毎年バノフィーパイ。イギリスのケーキでバナナ、キャラメル、クリームのケーキです。日本で流行らないのは甘すぎるからだろうと思われる。
レアチーズケーキ

西果て便り

(毎週木曜日更新)
世界放浪の後にヨーロッパの西端アイルランドに辿り着く。海辺の村アイリッシュの夫、と3人の子供達(息子二人、娘一人)と暮らしています。