一日一回は。

おはこんばんちは。飯塚です。

秋分の日が過ぎました。朝も夜も暗さを体感するようになってきました。

やっぱりヨーロッパの夏の良さは日の長さ。夜10時まで外で好きなこと出来るのが最高だったのです。

さよなら。楽しい夏の夜。また来年、夜露四来。

日は短くなってきてるし、景色は秋なのに実はとても暖かい。

いまだ半袖で外を歩き回れるのです。温暖化、体感しています。

昨日の若岡さんと被ってしまいました。

友人達とバーベキューなどを楽しんだ夏が終わり、今月はダイエット強化月間です。

朝は走り、学校の時間はワークアウト。

食事もかなり前から制限している。

糖質制限、今やダイエットだと必須なんでしょうか。

まさか昨日の若岡さんが糖質制限の事を書くなんて奇遇。

しかし、若岡さんの糖質制限はさすがアスリートのそれですね。

私がマラソン大会出た時などは炭水化物食べ放題祭りで、餅とかうどんを欲望のまま頬張った記憶しかありません。

アスリートの話の後に産後中年太りのおばさんの糖質制限話って、ミシュランスターのシェフの料理の話から、ちょっと料理始めた一人暮らしの料理日記くらいな雲泥の差でホント恥ずかしいですけど。

炭水化物断ちではなく、控えてる、程度。

私の糖質制限はかなり緩い、です。

朝はオートミール。最近日本でもオートミールブームらしいですが、アイルランドではオートミールは昔からメジャーな朝ごはんです。

腹持ちがかなり良いのです。

夜はお米の代わりに、もち麦、蕎麦の実、キヌア、オートミールを混ぜた物をダイエットライスと称して毎晩食べる。

夜ご飯。ダイエットライスとキムチ、レンズ豆サラダ、唐揚げ。唐揚げある時点でダイエット失格ですよね、そうですよね。知ってます。

ちなみに典型的なアイリッシュの主食はじゃがいもですが、我が家はだいたいお米。

炊飯器も駐在員の日本人から譲っていただいた日本の炊飯器です。

ただ、お米は日本のと比べると味がかなり落ちる。たまに日本から両親が日本のお米を送ってくれたりしましたが、味だけではなく、もうとにかく炊飯器開けた瞬間の匂いや色ツヤからして全然違う。

食感も粘りがあって甘くて日本のお米は本当に美味しいのです。

という訳で、アイルランドのお米だと、あまり食欲そそられないので、食べなくても我慢してる感がない。
恋愛禁止!と言われても、好みの人がいない環境なら痛くも痒くもない、そんな感じ。

会社員時代を彷彿させるランチ熱。

そんなわけで、ランチタイムだけ、炭水化物を食べてます。

やっぱりさぁ、生きてるんだから食の楽しみ必要だよねー。なんて、聞かれてもいないのに、自己弁護。

そういえば20代のモーレツ社員時代@銀座もランチタイムだけが楽しみだった!当時は毎日違うお店で外食してたまに築地でお寿司食べたりもしたなぁ。あぁ羨ましいぞ、20年前(!!)の自分。

今の私といえば、地味ーに毎日自炊ですけど。

近所のスーパーで毎日焼きたてパンを買い、息子達のランチボックスに入れつつ、残りのパンを食べたり。

焼きおにぎり。

最近我が家では焼きおにぎりブーム。

実家は醤油だけで味付けしてたなぁ、と思いつつ、こちらの醤油はかなりしょっぱいので、みりんも足して、パルメザンチーズも削って入れてます。

酸辣湯麺風フォー。世の中のラーメンで酸辣湯麺が一番好き。

酸っぱくて辛いの最高。花山椒をブンブンふりかけるのもお忘れなく。いつもテキトーに作ってもめちゃくちゃ美味しくて、あらやだ、ワタシってば天才か?!と一人で自画自賛するランチタイム。

庭で採れたトマトと自分でとってきたキクラゲの酸辣湯フォー。

カレーうどん。カレーは土井善晴先生レシピ。

カレーうどん。手前は夫、奥の小さいのが私のです。夫は近所で仕事をしているため、ほぼ毎日ランチに帰ってくるのである。ちょっと面倒臭い。

カレールーは使ってないけど日本のカレー。子供達もこのカレーが好きです。ランチ用に残すためにちょっと多めに作ります。

そうか、だからあまり痩せられないんだなぁ。

一日一回の楽しみがある限り、真のダイエットではない、と、これ書きながら気付きました。
懲りずにこの生活はしばらく続きます。

西果て便り

(毎週木曜日更新)
世界放浪の後にヨーロッパの西端アイルランドに辿り着く。海辺の村アイリッシュの夫、と3人の子供達(息子二人、娘一人)と暮らしています。