糖質制限はじめてました

超長距離を走る友人が糖質を徹底的に抜いているという話を聞き、自分でも試してみました。

ダイエットとしてではなく、体を動かすエネルギー源である糖質をカットすることで、体に蓄えられた脂肪を燃料するという体質づくりが目的です。ケトジェニックと呼ばれるやつです。

とりあえず米、パスタ、パンを食べないことに。そもそも、そんなに炭水化物への執着がなかったため、食べなくとも心は穏やか。糖質を取らないせいか、食後も血糖値がさほど上がらない模様。米やパスタを食べたときの満腹感はありません。それが物足りない気もしますが、そんなのは脳の錯覚なのでスルーしました。

肉はなんでもOK

主に食べていたのは、肉、魚、ココナッツ油、卵、野菜、クリームチーズはじめ乳製品、高野豆腐、ナッツ類など。あまり気にしたことがなかったのですが、世の中は炭水化物を中心に回っていました。乳製品にしても、牛乳やヨーグルトには意外と炭水化物が含まれています。

いざ気にしはじめると、至る所に糖質という白い粉が蔓延していました。白い粉は人間をダメにするから、ダメ絶対!などと、訳のわからないスローガンを掲げて、スーパーでひとり糖質撲滅運動を推進していたのでした。

その甲斐あって慣れてくると、炭水化物的な満腹感はなくてもよくなりました。むしろ、昼食の麺類、ご飯がなくなったことで、食後の睡魔に襲われることがなくなり、快適に過ごせます。

カリカリが好きです

眠気でいうと、開始から10日くらいは、時差ぼけも相まってか、午後は眠くて頭が働きませんでした。これも慣れや時差ぼけの解消もあってか、自然と収まりました。

食事に関してはそれほど苦はなかったのですが、困ったのはランニング。ペースを上げようとしても、全然上げられませんでした。感覚的には1kmあたりで1分以上は遅い感じです。ゆっくり距離を走る分には糖質なしでも、ゆるいペースで淡々と走れますが、スピードを上げようとしても、体がついてきませんでした。これも慣れなのかもですが、出場予定の大会が近くにあるのに、追い込めにというのはストレスでした。

山に登るのも、なかなか大変です。普段ならなんてことのないスピードのはずが、心拍数が上がり、筋肉的な疲労もいつもより大きめ。糖質が足りないだけで、けっこう影響が出ます。ほそぼそとエネルギーを使用できていますが、出力を大きくして、一気に登るということがやりにくい状態です。ちょっともどかしさが募るのですが、登っていくうちに、あれ、この感覚は知ってるぞ。と、かつて体験したことのある感覚だと気づきました。

記憶をたどると、昨夏の日本山脈縦走です。2カ月以上にわたって、毎日走っていたときの経験に行きつきました。

その当時は、運動量に食事量が追いついていませんでした。消費カロリーの方が大きく、食べても食べても、間に合いません。毎日必死に食べていたのに、です。

終盤になって体重を測ると、8kg超は体重を失っていました。その頃は糖質をとっても、すでに運動量を補いきれていなかったようです。早く走ることはできませんでした。その代わり、ゆるゆると走り続けることは何の苦もありませんでした。

なんだ、もうやったことがあったんだ。という結論に至り、3週間ほどで糖質制限を終えたのでした。

ジェラートも解禁

わかおかの山日記

(隔週水曜日更新)
山を走ったり、歩いたりするのが好きです。よく忘れ物をします。そんな日々を記すライターでランナーです。

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