第二の人生?

先日、誕生日を迎えて、生まれてから半世紀という時間が経ってしまいました。
ひゃーこわい。ほんとに?40代がもう少し長く続いて欲しかったなぁ。

父からLINEが届いたあと、母から電話が鳴る。

「お誕生日おめでとう。で、何歳になったんだっけ」

「なんと50歳になっちゃったよ。ははは。びっくりでしょ。」

「そうかぁ。でも、まだまだこれからだね。ママ、50歳の時にお花始めたじゃない?」

そうなのです。母は、もともと洋服のパタンナーの仕事をしていて、私が生まれてからも家で注文を受けると洋服を作ったりもしていましたが、私が成人するまでほぼ子育てに専念。50歳で一念発起。フラワーアレンジメントと花道を習いはじめて、お花の先生になりました。

50歳から全く新しいことを始めるってすごいなと思った記憶があります。あれよあれよという間に教室をはじめて、花道の花展にも参加。我が母ながらパワフル。展示の会場まで、送り迎えをする父の背中に「おつかれさま」と心の中で声をかけ、実家の玄関に絶えなくなった花を見ながら、第二の人生という言葉が浮かびました。

第二の人生ってどんなもの?第二ってやつが、やってくるのこないのか。第一の人生は、いったいどこまでなんでしょう。ただ、淡々と第一の人生が続いているだけなのかもしれないけれど、子供から見ていてもあの時の母は、第二の人生が始まったことが目に見えてわかりました。

自分もその年齢を迎えてしまいました。でも、誕生日を迎えてぱたっと運命がひっくりかえるわけでもないし、何も変わらないわけでもない。誰かの50年は長く見えるけれど、自分の50年はあっという間、でもないか。40代がもう少し長く続いて欲しかったし、正直50歳は楽しみではなかった気もしています。否が応でも終わりに向かって準備をしなければならない年齢だよなと思っている部分もあり。そして、日々は淡々と続く。

そんな時期に周りの人たちにも変化があったり、終わるものは終わって、少しずつ新しいことが始まる気配もあり。誕生日周辺の数日で、大きくではないけれど、確実に自分の中で変化があった。

10年後、今を振り返った時、あの時が人生の節目、変わり目だったのかもと思うような1年になりそうな予感があります。


そう書いてしまえば、そっちの方向に自分が向かっていく気もするし「つべこべ言わずにやる」という選択肢を選びきれるだろうという期待も込めて。

そして2025年のSAKRA.JPは更新ができていない週が増えてしまって、ずっと反省しきり。大事な場所を分けてもらっているのに、ごめんよ、ぐっさん。書きたいことはいつでもある。毎週、しっかり更新していきますね。

2月4日の立春を過ぎて、2026年が本格的に始まりますね。どうかみなさま、面白い1年を。わたしも、いい1年にしたいと思います。今週も一週間おつかれさまでした。よい週末をお過ごしくださいませ。

こいけはなえの気になるもの。

(毎週土曜日更新)
マネージメントを中心に料理家と一緒にand recipeという会社をやってます。とにかく旅が好き。

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