はなうた。

連日、あぁ、夏!な日差し。歩いている時はもちろんですが、この季節の太陽のパワーをより強く感じるのは車に乗る時。窓を全開にして、クーラーの風量を最大にしても、最初の10分間は猛烈な車内の暑さに汗が止まらず。今日の帰りは、絶対に冷たいものを食べなければと決心をする。

今週もイベントと撮影の準備が続く1週間。来週の撮影に必要な機材を浅草に取りに行くため、暑い!を覚悟で車に乗りました。あれやこれやと手を動かさなければいけない宿題が頭に浮かんでも、車に乗っている間は運転以外にできることはない。強制的に小休止のできる貴重な休み時間。最初の数分の暑さを我慢すれば、あとは天国です。

好きな曲を大音量でかけながら移動。高速道路が順調に流れて、アクセルを踏み続ける時は気分も上がる。曲と速度に合わせて、ノリノリで歌う声も大きくなる。

車で移動をすることばかりだったマネージャー時代。収録と収録の合間の時間。ストレス発散に買い物と代官山に出かけました。鎗ヶ崎の交差点で駒沢通りを右折。当時のドライブのお供はスピッツの「楓」。

さよなら〜君の声を抱いて歩いていく
あぁ 僕のままでどこまで届くだろう
(「楓」作詞・作曲 草野正宗 1998/07/07 ©️Universal Music Publishing Group)

車に乗っていて、サビに突入したらやっぱり歌ってしまう。窓はしっかり閉じていたけれど、ゆっくりと道を右折しながら大声で歌う姿は、対向車線からばっちり見えていたようで。洋服を購入して、機嫌よく麹町の収録現場の楽屋に入るとにやにやした顔でスタイリストのアシスタントくんがこちらを見ている。

「小池さん、さっき代官山にいらっしゃいましたよね」

いたいた!リースの返却に行ってたの?無防備に会話を始めると。

「めちゃくちゃノリノリでしたね。ふふふ。何の曲を歌ってたんですか?ふふふ。」

と、予期せぬ答え。もしかして鎗ヶ崎交差点ですれ違った?そうだよねぇ。都内は、知り合いに会うよねぇ。声は届かなくても、歌ってたのばればれだよねぇ。

浅草へ向かう車の中。大声で歌いながら一瞬だけ恥ずかしかった楽屋での出来事を思い出す。
長袖を着ていたから、季節は秋だった。風が気持ちのいい季節。窓を開けていなかったことがせめてもの救い。とはいえ、運転をしながら歌うことに慎重になっていたのは、ほんの数ヶ月のみ。

車で好きな曲をかけながら、大声で歌う最高のストレス発散タイムは確保しておきたい。でも逆の立場だったら、見て見ぬフリをしてしまうか、「mitazo」とメッセージを送るかどっちだろう。対向車線の車をふと見た時に、知り合いが歌っている確率はだいぶ少ないけれど、あたたかく「ストレス発散。何の曲を歌っているの?」と心の中でメッセージを送るに留めるのだろうなぁ。

今週末ももうひとがんばり。今日も明日も暑い中、遠くから写真のワークショップに来てくださる方がたくさん。お気に入りの曲を歌いながら、行ってきます。

8月もあっという間に日々が過ぎていきそうですね。水分補給をしっかりして、たのしい週末をお過ごしください。

こいけはなえの気になるもの。

(毎週土曜日更新)
マネージメントを中心に料理家と一緒にand recipeという会社をやってます。とにかく旅が好き。

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