#36 ムトーの図書館(9冊目)
こんにちわー。ムトーです。
おー、すっかり秋ですねー。朝、寒い。
コロナ禍が始まって間もなく3年。2020年の2月の出張を最後に東京に行っていない。
11月にこのSAKRA.JPのイベントがあるということで、その時に久しぶりに行こうかな、東京。
東京や東京近郊のみなさん、ぜひお越しくださいね。
そこで美味しいものとか食べながら、大分県やダイエットのお話でもしましょう。
あ、美味しいものとか食べながら、、ダイエットの話か、、、、。無理かな。。
さて、読書の秋だ。
食欲の秋とか芸術の秋とかスポーツの秋とか、いろんな秋だから、時間が足りない。
読書もサクっとしみじみ楽しい本を読みたい。
ということで、今回は本の紹介です。
ひとまず上出来
ジェーン・スー 著『ひとまず上出来」(文藝春秋)
エッセイスト・作詞家のジェーン・スーさんのエッセイ集。
もう10年以上、TBSラジオの深夜番組をポッドキャストで聴いていて。他のTBSラジオの番組に興味が出て聴きたいんだけど大分県は放送エリアじゃなくて。radikoで聴き始めて。
6、7年前かな、radikoの番組リストの中に「週末お悩み解消系ラジオ相談 ジェーン・スー 相談は踊る」というタイトルを見かけて。
その少し前に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』という印象的なタイトルに惹かれて読んだ本の著者がラジオやってんのか!おもしろそ!と思い、聴いてみたんです。相談は踊る。リスナーの相談に答える番組。
なんというのかな。ジェーン・スーさんというひとの根底が「相談者の味方」。その前提で厳しげなことを言うよ、でも頑張らなくていいけど、という感じで、相談者も、その相談を聴くリスナーもなんとなく前向きになれる番組だったのです。
そのラジオ以降、ずっとファン。
彼女のエッセイは女性雑誌に連載されたものなどが多いので、女性が読むとより面白いんだろうけど、僕のような40を過ぎた男が読んでも面白い。
男性にとっては耳が痛いことも結構書いているんだけど、きっとジェーン・スーさんの本を男女関係なくみんなが読んだら、世の中けっこうハッピーになるんではないか、と思うんです。
ジェーン・スーさんは自身のかっこいいことを全く書いていない。それがとてもかっこいい。
秋の、センチメンタルになる夜なんか、この本はとてもいいと思う。
どこで寝落ちしても特に問題はないし、昨日より楽しい夢が見られそうな気がする。
妄想旅行社ムトーツアーズ 代表 ムトー