恋がしたい

こんにちわー。ムトーです。

寒いすね。12月。

12月と言えば、今週あたり冬将軍が来るらしいです。

将軍と言えば、SHŌGUNってバンドがあったの知ってます？松田優作さんの『探偵物語』のテーマソングとかね。僕はSHŌGUNのヒット曲『男達のメロディー』が好きで、Apple Musicで定期的に聴いてます。

Apple Musicと言えば、先月東京に行った時に、電車で移動中に音楽聴こうと思ってiPhoneで聴いたんですよ。学生時代に聴いていた音楽をね。有線のイヤホン付けて。周り見渡したら電車の中に有線のイヤホンで音楽聴いてる人、僕以外ひとりもいなかった。大袈裟じゃなく。みんなワイヤレス。恥ずかしくてイヤホンを耳から外しました。
「東京すげーなー。都会ってさー。」って思いながら大分に戻ったら、大分でも有線のイヤホンしてるひと見かけないわ。僕ひとり遅れてたんだな。Air Pods欲しいなあ。

欲しいと言えば、物欲ってその欲しいと思う対象とか、物欲自体の強さとかが年齢とか時期によって移り変わるでしょ。物心ついてからの半生通して物欲が途切れたことって無くて。その欲しかったものの大半はCDとかレコードだったんだけど、昔ほど音楽を熱中して聴かなくなったし、サブスクリプションで大抵の音楽が聴けるからその面では満たされてる。
目下、ときめくのは革靴。革靴だけ。服屋さんに入ったら一目散で脇目もふらず革靴のコーナーに向かう。靴を見て「ふぇー、、美しい」とぼそっと呟いたり。欲しい靴を手に入れたとしても、玄関でその靴を眺めて「はぁ、美しい」と言ったり、カフェでコーヒー飲みながらテーブルの下の自分の靴を見てニヤニヤしているので、絵とか骨董を欲しい気持ちに似ているかもしれない。まあ、物欲ってそんなもんか。

そんなもんかと言えば、サッカーW杯が盛り上がってますよね。日本代表は残念ながら負けてしまったけれど、今回の大会は本当にいろいろと番狂わせがあって面白い。日本時間 深夜0時と4時のキックオフの2試合。両方を見るともうほぼ徹夜状態で朝を迎えます。次の日（というかその日）とてもキツい。そりゃそんなもんですね（何言ってんの）。はあ、また朝まで見てしまった。もう朝だし。布団が恋しい。

恋と言えば、動画配信サービスのアプリを開いて、なんか面白いドラマとかないかな、って探していたらサムネイルに懐かしいタイトルを見つけたんです。『恋がしたい　恋がしたい　恋がしたい』（2001年 TBS）というドラマ。主演は渡部篤郎さん。他に菅野美穂さん、水野美紀さん、岡江久美子さん、及川光博さん、所ジョージさん、山田孝之さん。この7人の群像劇。登場人物の名前にはそれぞれ色を表す文字が入っていたりして、群像劇好きの僕にはたまらない作品。なんというかね、かっこよくない恋愛物語。不器用なひとたちの、人間臭くてダサい恋模様。だれひとり生き方や人生がスマートじゃない。僕が好きな『マグノリア』という映画があるんですけど、それも群像劇で、登場人物みんなにかっこ悪い過去や秘密があって。僕、もう、そういう作品大好き。中学生の頃から所さんとても好きなんですけど、所さんて飄々としてかっこいいじゃないですか。でも、この作品では不器用でかっこ悪い人を演じています。その本来のイメージとのギャップもすごく泣ける。当時10代の山田孝之さんの演技も、いま見返すとちょっとびっくりするくらいすごい。若者のみっともなさ、みたいなのが痛いくらい表現されている。あ、ということで、また動画配信で見始めてしまったのです。わーん、面白い。せつねー。
この作品の思い出がまだありまして（まだか）。
と言っても、15年くらい前の初代SAKRA.JPでもこのこと書いてるんですけど、また書きますね。
20年くらい前、飲食業をやっていた友人は仕事が終わる時間がいつも夜中になってしまいテレビを観られないのでテレビドラマのビデオをレンタルして明け方に観る生活を送っていたので、僕に何かオススメのドラマがないか、と訊いてきたのです。そこで僕が勧めたのがこの作品「恋がしたい〜」。
紹介して数日後、その友人から電話があって。

友人「レンタルしたよー！すごいことになったよ！」

610「おー！早速。観た？いいでしょ？」

友人「いや、まだ観てないんだけどさ、4巻全部借りる時、T○U○AYAの店員さんが笑いこらえててさ。レシートみてわかったわ。」

610「ん？」

友人「オレ、恋愛ジャンキーみたいになってた。レシートが。」

という、20年の間に何回話したかわからない、僕の大切な思い出ばなしです。

今回、ただこれを書きたいだけで長々と書いてみました。

そういえばどうでもいいけど、今、白い靴下流行ってますよね。

妄想旅行社ムトーツアーズ　代表　ムトー