勇み足ご褒美

こんちわー。ムトーです。

関東、梅雨入りしましたよね。でも九州の大分、まだ梅雨入りしてなくて。蒸し暑い。ひたすら。

窓開けたらなんとなく涼しいんだけど、布団が湿気を含んだ気がして気持ち悪い。そんな近頃です。

靴、好きですか?

僕は中学生くらいからスニーカーが好きで、まあまあこだわって履いてきて。高校時代にワークブーツとか流行って、革靴に目覚めたりして、まあ、どちらも履くんですけど、ここ数年、革靴が好きになって特に好んで履くようになりまして。なにより手入れというか靴磨きが楽しい。

最近、初対面の人から「こんにちわ」の次に「わ、靴、綺麗ですね。すごい。」と言われて

「でしょうでしょう。磨いてますもん。」

と心の中でほくそ笑んだのです。

土日に玄関で靴を並べて音楽聴きながら靴磨きするのとか、もう、楽しみ。

これからカビの季節。革靴を持っているひとはちょこちょこ靴箱から出してちょっと拭いたりした方がいいと思います(どういう立場)。

で。そうなると、いい革靴を磨いてみたいじゃないですか。

というか、いい革靴欲しいなあ、って。

いい革靴を持っている知人に「あの靴、どこで買ったんですか」とかリサーチを始めたりして。いま僕は空前の革靴ブームの真っ只中にいるのです(何の報告)。

僕に会ったらまず、「靴が綺麗だね」と褒めてくださいね。

勝手にご褒美

いい靴は、そのうち自分に何かのご褒美としてプレゼントすることを夢見て頑張るとして。

僕、今年に入ってダイエットをしているんですね。1月10日から始めたから、ちょうど5ヶ月か。

5ヶ月で16.5kg減。まあまあ続いてる。よしよし。えらい。

2ヶ月に渡る停滞期に負けずよく頑張った!感動した!

ということで、プチご褒美を。

思い出すのは、2年前のスターバックス。

2020年2月18日(こういうこと覚えてる)、僕はダイエットを決意するんです。もう人生何回目かわかんないダイエット開始。

その時はいわゆる「糖質制限」ダイエット。とにかく糖質を摂らないことが原則。鉄則。ご飯、パン、麺、当然スイーツ、全部ダメ。

糖質のないものはどれだけ食べてもいい、つまり好きなお肉とか食べていいわけだから、最初全く苦にならないんです。すぐに体重に変化が出るから、それが励みになってお菓子も食べたいという気持ちにならない。

ただ。

ただだ。

ほら、僕、喫茶ライフの人間じゃないですか(知らんし)。喫茶こそ我が人生の。

スターバックス入ると、レジ横に軽食とかスイーツの並んだショーケースがあるでしょう。コーヒー注文するために並んでいると、そのショーケースの中の子と目が合うわけです。

あの子と。

左の子な。

そう。シュガードーナツ。

糖質制限していて、何が食べたかったというと、他のなみいる競合スイーツを押し退けてダントツでシュガードーナツです。

ただでさえ、糖と脂の彫刻であるドーナツに、追いシュガーの芸術作品。必要悪。

これはもう、ちょっとショーケースの前で悶えるくらい食べたい衝動に駆られてしまって。ショーウィンドウの向こうのトランペットを眺める少年、いや、それ以上の熱視線を送っていたことがバレたのか「シュガードーナツお取りしましょうか」と店員さんに声をかけられ「いや、いいです」と声を絞り出したあの日。

僕は「痩せるまでシュガードーナツを食べない」と誓ったのです。

あれから2年。僕はあいつを食べていない。

糖質制限ダイエットにより2ヶ月で10kgを落とすことに成功したものの、その後、なんやかんやで12kg戻してしまったのです。

その「なんやかんや」時代に、とっくに糖に対する鎖国は解かれ、開国した体にたくさんのスイーツ船を受け入れていたのです。

うん、ドーナツも受け入れた。たしかにドーナツを受け入れた。1度じゃない。何度かだ。ミスドのチョコファッションも、ポンデリングも食べたさ。

ただ、これだけは信じて欲しい。

シュガードーナツだけは食べていない、と。

だって、痩せてないんだもの。痩せるまで食べないと誓ったらなら、当然のことです。はい。

で、、相談なんですがぁ。

今年始めたダイエットで16.5kg落ちたわけですよ。

あのー、、正直、、まだ全然痩せてない。まだまだ落とさないといけない。あと15kg落としたい。

その折り返し地点ということで、、シュガードーナツを一度、ここで、食べさせていただくわけにはいかないでしょうか。

あ、いいですか。そうですか。ありがとうございます。

でも、まだ半分ですよ。全然太ってるし。やっぱりまだ、ちょっと早いんじゃ、、

スターバックスコーヒー 大分トキハ本店

あ、来ちゃった。

いつも行ってるスタバが人が多すぎて入れなくて、大分の街中のかっこいいスタバに。

ここも人が多くてレジに沢山人が並んで、僕の後ろにも多くのひとが続いて順番を待っている中、店員さんに「あのーショーケース写真撮っていいですか?」と声をかける。

僕の声が小さいのと、店内のざわざわで、「え?もう一度よろしいですか?」と何回か訊き返されて「ショーケースの、、ドーナツの写真を撮っていいですか」と大きな声で3回言ってやっと伝わる。

恥ずかしい。

そしてコーヒーと2年以上ぶりのシュガードーナツをオーダー。

1階の席がひとつだけ空いているだけ、他は席が埋まっていてそこに座る。

そして、食べる前にこの↓写真を撮る。

2年後の君も綺麗なままだった

接客してくれた店員さんと目が合う。微笑まれる。

「あの人、ひとりでスターバックスに初めて入って、嬉しくてショーケースの写真撮って、嬉しくてドーナツの写真撮ってる。明日、会社の同僚とか後輩に自慢げに写真見せるんだろうなあ。お役に立ててよかった。」

と言っているように思えた。ありがとう。

2年振りのシュガードーナツは、もう、幸せの味でした。スタバの苦いコーヒーにとても合う。あー、幸せ。

しかし、半分くらいは痩せていないのに食べた罪悪感。

よし、決めた。

あと15kg痩せるまでシュガードーナツはまた食べん!シュガードーナツだけな!

大分の街中のシンボルフラワーとなっているブーゲンビリア。今年も綺麗。

妄想旅行社ムトーツアーズ 代表 ムトー

ムトーツアーズ

(隔週月曜日更新)
大分県に住んでいます。大分に遊びや仕事に来た人を案内することにヨロコビを覚える男です。