おやすみ(前向き)。そしてくだらない話。
こんにちわー。ムトーです。
また、、、取材に行っていないので、くだらない話でも書こっかな。
いろんなところでいろんな人に話して、もう聞き飽きてる人も多い話ですが、僕は10年くらい経つ今でも、ことあるごとに思い出して笑ってしまうエピソードです。
いわゆる「こすり過ぎ」の話ですが。
僕がなぜ、ムトーツアーズをやっているのか、というのは、この連載の初回に確か書いていたと思います。書いてたかな。ちょっと確認。あ、書いてなかった。たしかどこかに書いたんだけどな。、、。
えっと、平たく言うと、1年間だけ大分県の観光協会のような組織にいたことがあるんです。それで、大分県の観光地などの知識が少しついて。県外からの友人や、そのお友だち、雑誌取材の旅のコーディネートなどを個人で勝手に受けるようになったんです。手作りの旗を持って。その中でまあ、喜びを見出して。。という感じなんですけど。
これはその、1年間だけ所属した大分県の観光協会の送別会の日のこと。
その組織のメンバーは本当にいい人ばかりで。特に、上司の影響が大きかったと思います。みんなが尊敬する素敵な上司で、「観光」とか「おもてなし」「気遣い」というものを普段の言動で教えてくれるような人でした。
9年前。最後だから、ということで 送別会会場の旅館に全員で宿泊することに。
楽しく、感動的な送別会の宴を終えた僕ら。旅館の はからいで男性部屋と女性部屋を隣あわせにしてもらえたんです。
残された時間を惜しむように、男性の部屋に集まって 遅くまで 思い出話をしました。
何人かは疲れて横になっていました。みんなが大好きな上司もいつのまにかその畳の上で眠っていたんです。
突然、隣の 女性部屋の電話が鳴りました。
僕らの部屋で談笑していた女性職員Sさんが 女性部屋に戻り電話に出ると、電話は上司の奥さんからで、夫が携帯に出ないため心配して旅館に直接かけてきて「主人いますか?」
と聞きました。その奥さんの問いに、女性職員Sさんは電話越しにこう言ました。
「ご主人なら隣で寝ていますけど。」
まるで不倫相手の女が 奥さんを挑発するかのようなセリフ を発したんですね。
あの後、 若い女の「隣」で寝ている夫を迎えに来た奥さんの誤解を解くため 男性職員全員で 見送りに出ました。真夜中に。
上司に教えていただいた「おもてなし」の集大成でした。

と。いう。。
次は取材する!次こそは!
妄想旅行社ムトーツアーズ 代表 ムトー