長ネギと長風呂の長い話。

こんにちわー。ムトーです。

2月中旬ってまだ冬だと思うんですけど、いつもは2月末くらいに咲き始める我が家のミモザの花がもう咲いています。

まあ、いいか。かわいいし。長く咲いてね。

あら、かわいい。

ネギ好き人種

人間は3種類に分けられると思います。ネギが好きな人、嫌いな人、そして食べられるけど好きでも嫌いでもない人です(当たり前)。

僕は前者です。あ、3つも選択肢挙げちゃったから前者って言ってもダメなのか。前者・中者(あんのか)・後者に分けたときの前者です。ネギが好きな人です(前者のくだり・・)。

白ネギ(根深ネギ)だと、ただそのまま焼いたものも好きだし。鍋に入れてグツグツしたのもいいですよねえ。さらに白ネギをうっすい輪切りにしてお蕎麦の薬味にするのもいいですよねえ。

うどんには万能ネギを小さく切って透明なスープに浮かべたい。

味噌汁はもう、どのネギでもいい。ネギがなければ味噌汁を作りたくないくらいネギが全て。ネギの香りで味噌の味が花開くんですよね。たまらないですよね。

豚骨ラーメンは九条ネギとか深谷ネギのような太いネギの緑色部分が沢山載ってると嬉しいですね。

ネギ好きの友人から提供してもらった山盛りネギラーメンの写真

ネギのこと話すとワクワクしますね。あ、僕だけですかね。

僕が好きなとんこつラーメンのお店のメニューに「のりネギラーメン」という海苔とネギがたっぷりトッピングされたものがあるんですけど。僕はそれを選んでさらに有料のネギをトッピングします。ネギの山ができます。
興奮しますね。

「ねぎま」ってありますよね。僕がイメージするのは焼き鳥のメニューのひとつで、「鳥もも肉・ネギ・鳥もも肉・ネギ・鳥もも肉・ネギ」の順に串に刺さったものが焼かれたもの。これ全国的ですかね。これ好き。

でも、この「ねぎま」って元々は「ねぎま鍋」のことらしいですね。「ネギ」と「まぐろ」で「ねぎま」。その存在は知っているんですけど、まだ食べたことがない。調べると東京の浅草にねぎま鍋で有名なお店があるようですね。次東京に行くときに食べたい。

ネギ料理のイベントないかなあ。

はあ、ネギに埋もれたい。

ネギと言えば、ネギと玉ねぎがたっぷり入った漬け汁に半熟玉子を一晩浸して食べる「麻薬たまご」なる物騒な名前の食べ物にハマっています。流行ってるみたいですね。

一晩浸します

文字通り中毒になっていて。切らすのが怖いから2日に一度、2日分仕込む。

朝ご飯がこれとお味噌汁だけでいいくらい。

完璧な出来

玉子をご飯に載せて割ったら、そのままご飯に雑に混ぜて食べる。もう、それ以外いらない。幸せな朝食です。

塩麹にも夢中になっていて。毎晩のように鶏ムネ肉だとか豚モモ肉をジップロックに入れて塩麹をもみ込んで冷蔵庫に寝かせています。お肉がびっくりするくらい柔らかくなって、もう塩麹だけで味がキマる。飽きない味。

最初は市販の塩麹のチューブを買って使っていたんですけど、頻繁に使うからすぐに無くなってしまうのです。だからもう、自分で塩麹自体を作った方がいいと思って、2週間おきに仕込みます。

発酵中。13日目。そろそろできたかな。

なんでもやってみると楽しいもんです。「仕込む」って大変だけどワクワクする。

長風呂

「カラスの行水」という競技があったら僕は確実にオリンピック日本代表に選ばれていたと思う。本当に入浴時間が短いのです。

「早くお風呂入りなさい。えっ、もう出たの!?」と子どもの頃 何度 親に言わせたことか。

脱衣所がスタート地点とするじゃないですか。スタートのピストルが鳴ります。

「よーい!パーン!」

①脱衣(5秒)

②洗体(50秒)

③シャンプー(1分20秒

④すすぎ(30秒)

⑤入浴(10秒)

⑥拭き上げ(20秒)

⑦着衣(20秒)

この「カラスの行水(英名:A Bathing Crow”ベイク”)」いう競技には基本の7行程があるのですが、僕の平均タイムは上記の通りです。

世界レベルだと多くの選手がほとんどの行程でこれくらいのタイムを出してきます。

僕が世界から注目される理由は⑤入浴のスピードです。自分で言うのははばかられますが、世界で群を抜いて早いです。

「Unbelievable!」「He is GOAT.」

僕のそのプレーに称賛の声が止まりません。

「⑤入浴」という行程こそ、この競技の真髄であり、一番の見どころなのです。行水ですから。

やはり、多くの選手がこの入浴のタイムを縮めることに苦労しています。人間、湯船の中ではどうしてもゆったりしてしまうんです。

過去の「Number」の僕のインタビューを見てみましょう。

記者「入浴タイムをあそこまで短くできる理由は?みんな苦労しています。」

ムトー「理由?苦労?そんなものないよ。入浴に魅力を感じないんだ。子どもの頃からずっと。早く出たい。それだけさ。逆にみんなに聞きたかったんだ。なぜ、風呂に浸かるのか、ってね。」

「好きこそものの上手なれ」と言いますが、この競技で世界と戦うには「好き」であることが弱点になることもあるのです。

世界ランク1位となり、次のパリでは金メダルも確実視されているムトー。

おっと、緊急記者会見が開かれるようです。ちょっと見てみましょう。

ムトー「えー、本日は年度末のお忙しい中、私ムトーの突然の記者会見にお集まりいただきありがとうございます。」

記者A「兼ねてから熱愛の噂のあった吉岡里帆さんとの結婚ですか?」

ムトー「あ、いえ、それはまだ。。今日、こうやって記者会見を開かせていただいたのは、、、。わ、、わたくし、ムトーは本日を持ちましてカラスの行水を引退します。な、、長い間、応援ありがとうございました。」

(しばらく無数のカメラのシャッター音とどよめきが会場を埋め尽くす)

記者B「そんなこと、突然すぎてファンは受け止められないですよ。世界ランク1位になったばかりですよね。パリでの金メダルも期待されているじゃないですか。理由を教えてください。怪我ですか?」

ムトー「体力の限界。気力も無くなり、引退することになりました…。」

記者C「千代の富士かよ。納得できないですよ。ちゃんと説明してください。」

ムトー「今年、正月休みが終わり、トレーニングを開始したのが1月4日。入浴トレーニングでいつものように温泉に入ったんです。その日、いつもより長く湯船に浸かってしまったんです。それ以降、全くタイムが縮められなくなっていて。」

記者D「スランプということですか?ムトー選手の入浴の最高タイムは9秒でしたよね。いまスランプになってタイムはどれくらいですか?まさか20秒代まで落ちたりは、、。」

ムトー「今の入浴タイムですか。はぁ、、、。30です。」

記者D「え??30秒???!!せめて20秒は切らないと世界では戦えないでしょ!」

ムトー「いえ。違います。30分です。」

記者D「え、、、。冗談ですよね。。そのタイムはもう、競技の記録じゃない。もはや、、、ふつうのおじ、、。」

ムトー「ええ。30分です。日に日に長くなる。おっしゃるとおり、ふつうのおじさんの入浴タイムです。今年3月に46歳になるんです。もう、ふつうのおじさんになりたい。」

記者E「いや、嘘だ。ついこの間まで9秒ですよ。入浴が嫌いだって言ってたじゃないですか。嫌いだから早いんだ、って。」

ムトー「それが答えですよ。ぼ、ぼくは! ふ、、ふ、、、風呂が好きになったんだ!!!!!!!長風呂したいんだよ!!!体を芯からあっためたいし、長く入らないと体があたたまらないのに気づいたんだよ!!!!
だ、、、だから。。。もう、、カラスの行水、、やめさせてください。。」

涙を拭いながら会場を立ち去るムトー。

その模様は世界中に放映され、世界のカラスの行水関係者や競技のファンに衝撃を与えた。

という、、ことです。

つまり、要約すると「最近長風呂になった」ということです。

お風呂って気持ちいいですね。

前回、漢字検定を受けることを書いたとおもうんですけど、行ってきました。

結果は自己採点したんですけど、6割くらいしかできなかったので確実に不合格です(8割取れたら合格という噂)。まあ、いい経験になりました。次、6月の検定試験で合格します。

まったく点が取れなかったのにいっちょまえに打ち上げ

春です。花粉も飛んでいるけれど、そこそこ頑張っていきましょう。

妄想旅行社ムトーツアーズ 代表 ムトー

ムトーツアーズ

(隔週月曜日更新)
大分県に住んでいます。大分に遊びや仕事に来た人を案内することにヨロコビを覚える男です。