譲った。諦めた。またプリン。

こんにちわー。ムトーです。

2月だって。早いなあ。昨日2月4日が立春。もう春か。

継承

先日、服屋さんに行ったら冬物セールをやっていて。おー、安くなっとる!って最初こそ喜んだんですけどね。なんだか気分が乗らない。まだ冬物って2ヶ月、3ヶ月着るじゃないですか。春になっても寒けりゃ着るし。今年の秋冬に備えて安く買っておけばいい。コートなんて半額だったりするし。

でも、なんか、買う気にならない。もうお店のメインの棚は春色になっていて「もう冬は終わんだよ」と囁かれているような気分になって、「SALE」の赤文字が暑苦しく見えて、ニットもなんとなくチクチクする感じ。

視覚が春を求めている。

で、もうなんか自分の子ども用にいくつか買って買い物終了。冬物は次の冬が近づいたら買おう。

服と言えば、僕は20代半ば、お給料のほとんどを服に使っていて、給料が入る度に服屋さんに行って背伸びして欲しいものを手に入れていました。

当時、痩せてはいないけど、太ってもいなかったので、まあ似合う似合わないは別として好きなものを着ていたんです。その頃もう夢中になったのがコム・デ・ギャルソン。

大分県にも路面店があって足繁く通ったし、熊本や福岡にも遠征したりしてたんです。楽しかったなあ。

30代くらいになってどんどん体が大きくなっちゃって、その服が着られなくなって。もうギャルソンを買うこともほとんどなくなって。

ずっと当時の服がクローゼットに掛かっている。衣装ケースに入っている。

いつか痩せてまた着るため。

もう、ギャルソンを買い始めて20年が経っている。着ない期間はその半分くらいかも。まあでも捨てずに、売らずにいつかは着たい。

中学1年生の夏、野球部の先輩から練習試合の休憩時に、たまたま僕がナイキを履いていたから「ナイキ好き?」って聞かれて「はい」って見栄を張った瞬間から始まった僕のファッションへの興味。

自分の年代やそのときの環境によって興味の深浅は変化したけれど、まあずっと好き。おしゃれな人を見るのも好き。

でも、自分の体型が、、、好きな服を着させてくれない、、、(お前の努力次第な)。今はなんとか着れる服の中からまあ好きなものを探して着ているけれど、本当はもっと着たいものがある。今年こそ頑張ろう。

奇しくも?僕の長男は今、中学1年生。やはり色気づく時期なのか服に興味を持ち始めている。

体もちょっとずつ大きくなっていて、先日、ふと気づく。

「あれ、こいつ、着れるんじゃん??」

僕が一番最初にボタンが止まらなくなったシャツ。それは僕がずっとまたいつか着たいと一番強く思っているシャツ。

風呂上がりでタンクトップ姿の長男にそのシャツを羽織らせてみる。「なになに」と言いながら袖を通す。袖はまだちょっと長いけど、ボタンを留めればおかしくない。僕に似らず細身の骨格の中学生はサラリとシャツを着こなした。

複雑な気持ちではあるけれど「コム・デ・ギャルソン、お前にあげる。」と言った。

「たけーの?」

「たけーよ。」

「やった!」

「パパが痩せたら、パパも着る。シェアしような。」

「一生ねーわ。」

はあ、痩せたい。

プリンの仕事

痩せたいとか言いながら、相変わらずプリンを作っていまして(味見がねぇ、、)。

僕、ずっとプリンを作る度に「できたー!天才!」とか「世界一おいしい!」とか勝手に言ってるんです。自由じゃないですか、自分だけの世界なので。

でも、あんまりそんなことを言い過ぎたせいか、「アイツもしかしてかなり美味しいプリンを作っているんじゃないか」と思う人が周りに増えてしまったようで、「プリンを食べたい」「作って欲しい」と言われることが増えてきました。

人に食べてもらうとなると、僕のプリンの実力の程がバレるじゃないですか。他の人に判定されてしまう。

自分で作って食べているだけなら「世界一おいしい!」って言い続けられるから。

だから、注文を受けて作ることはできれば避けたいんですけど。

たまに、気が向いたら、というか作りたいと思ったら注文を受けることにしています(ナニサマ)。

これまではプリンが好きな人への差し入れだったり、10人くらいのパーティーにプリンを出して欲しいというリクエストに応じてきました。

そんなある日、20年来の友人から注文が。

空き家専門の不動産屋さんを始めるらしく、その事務所のお披露目会でムトーのプリンを振る舞いたい、と。

友人の不動産屋さん「KUNISAKI KOTI」 この事務所自体が空き家をリノベーションして活用

全く参加者の人数が読めないけど30人分くらいあれば足りるかも、と。

30人分のプリン。。できんのか。

プリンって、玉子と牛乳とバニラビーンズと砂糖で出来るんですけど、いつも少ししか作らないし、本やネットのレシピも4人分の分量とかしか書いてないので、果たして全ての材料を単純に8倍くらいにして作っていいものか。来場者に無料で振る舞うから30人以上来た時に足りないのも申し訳ないから40人分作っておこう、と考えると家庭用オーブンで4回焼くのか。

難しいじゃん。引き受けていいものか。でも、まあ古い友人の門出だからな。ちゃんとプリンを作ってお祝いしたい。

土曜日の昼からのイベントなので金曜日の仕事終わりに材料を買い出しに行って、夜に仕込んでちょっと早めに現地に行ってそこの冷蔵庫に入れさせてもらったのです。頑張った。

カッコ良すぎる不動産屋さん  内装はSNLD(スヌルンド)

今回、コーヒー屋さんも一緒に振る舞うので、コーヒーに合うように生クリームを結構入れてみました。

プリンって、事前に出来栄えを確認して持っていけないので、ある意味、一発本番なんです。振る舞う直前に型から出すので毎回緊張するのです。

結果。

わーい。上手くできた。大きい型で4つ焼いたんですけど全部綺麗にできました。

美しいでしょ。

主催の友人から「30人来るかなあ。5、6人しかこなかったらゴメンね。」と言われていたけれど、多分50人くらいはいらっしゃたんじゃないかな。

最後の方、普通の切り方よりもプリンを小さく切って数を調整してみなさんにお配りしました。

まあ無料だし、お祝いの場だから皆さん厳しいことは言わずに「美味しい」と喜んでくださいまして。

友人のお祝いだったけれど、僕もとても楽しく、いい経験ができたのでした。

プリンはもうイメージどおりに作れるな。次なにかお祝いごとがあるときは餃子かシュウマイを振る舞おう(匂い)。

最近、20年来の友人たちとまた会うようになった。みんな「そろそろ会いたくなった」と言う。

10年くらいメッセージのやりとりはするけれどリアルでは会わなくなっていた人が多くて。多分、それはみんなそんな時期だったんでしょうね。

仕事だとか子育てだとか、一番忙しい時期を脱して、ふと昔のことを思い出したり。

でも気づくと大人すぎるくらい大人になっていて、今後の人生のことを見つめないといけない。

そんな時に、昔の友だちに会いたいな、って思うのかもしれない。

この空き家物件専門の不動産屋さんを開業した友人は20代の頃に通っていた陶芸教室の生徒で、毎週教室で会って話して、よくみんなでご飯を食べたりしていた仲間のひとり。

もう本当に10年くらい会っていなかったけれど、彼女の大きな節目に声をかけてくれて、頼ってくれて嬉しかった。

「久しぶり」とか「懐かしい」とか一言も交わさず、以前と同じような会話を自然としていた。

彼女も僕に「太ったね」と言うこともなく(言いたいだろうけど)。

みんなすごく若い。見た目も気持ちも。そしてまだ冒険をしている。かっこいいんだ。

僕もがんばんないとな。

先に言っときますが、、

がんばると言えば、僕、漢字検定準一級の勉強をしておりまして。2月11日の試験に申し込んでおります。

参考書の模擬テストみたいなのをやってみたのですが。んーーーーーーー、、、、無理。

8割で合格と言われているんですけど、いまのところ6割くらい。

ずっと毎日勉強をコツコツとやっていたのですが、この1週間くらいプッツリと情熱が途切れてしまい、全く手をつけずにいました。

また焦って勉強を再開したところです。あと1週間。苦手なところを集中的にやるしかないのですが。

多分無理です。一発合格したかったよう(完全に諦めてる)。

さて、いろいろ頑張ろう。おれ。

妄想旅行社ムトーツアーズ 代表 ムトー

ムトーツアーズ

(隔週月曜日更新)
大分県に住んでいます。大分に遊びや仕事に来た人を案内することにヨロコビを覚える男です。