梅とか桃とか桜とか。

こんにちわー。ムトーです。

「年度」で生活していると、この時期は何かと忙しいですよね。「年(ねん)」で生活している人もいるのかな。いるんですよね。でも年度で生きてる人って年度末はもちろん年末もなぜかバタバタしますね。1年に2回区切りがある感じ。あー、でも「年」の人も取引先が「年度」の会社だったりして結局「ウチは年でやってんのに、先方が年度だからさー、結局年度末も忙しいんだよねー。」って言ってるのかな。そうか、そうやって「年(ねん)」と「年度」がお互いを尊重しながらこの国はこれまでやって来たんですね。

えっと、だからどうしたんだっけ。あ、どうもしないのか。

前回、3月20日(月)更新の「ムトーツアーズ」で、大分県豊後大野市の酒蔵めぐりのお手伝いをするので、その会場の様子を紹介するかも、みたいなことを書いたのですが、見事に疲れ果てて1枚もまともな写真を撮れず。2枚だけ撮った写真は「全然盛り上がってないみたい」と言われる仕上がり。うむ、、。

こじゃお客さん4人だけだったイベントだ

「いまや大分県を代表する春のイベント」と僕は紹介することが多くて、3年ぶり開催の今回もたくさんの人が楽しんでくれたんですが、これだと説得力がないというか、お客さん4人しかこなかった感じありますよね。イベント主催者から営業妨害で叱られそう。

ということで、、いろいろな制限が解除されてきて、春のイベントも盛り上がっています。お花見もね、各地で賑わっている様子をテレビなどで見かけます。春はこうでなくては。

うめともも

春といえば桜。桜が咲くと嬉しい。本格的に春なんだな、って思いますね。

そのすこし前、まだちょっと寒い時期に梅の花が咲きますね。

「梅の花が咲いた」という話を聞くと「あ、もうすぐ冬が終わるんだ」と思う。

でも、あんまり「桃の花が咲いたよー」って言われたことないんですよね。あります?

そもそも僕、梅の花と桃の花の区別ができていないし。

雛人形のひな壇にこっそり梅の花が飾ってあっても「おいおい!梅じゃん!こらこら!そこは桃でしょ!」って指摘できない。

僕、ちょっと疑っていることがあって。梅の花と桃の花、実は同じものなんじゃないかと。

あるとき家の周辺を散歩してたら「あ、梅が咲いてらあ!」と思って、「梅の花綺麗ですね」と近所の人に言ったら「いや、これは桃の花」って言われて。

僕の仕事場でいつも花を花瓶に生けてくれていた花が好きなおじさんに「お、これは桃ですか?綺麗ですね!」と言ったら「いや、これ梅だよ」と。。

梅と桃の花クイズに正解したことないかもしれない(大抵「梅」と言っておけば当たると思うけど)。

その花好きおじさんに「梅と桃ってどう違うんですか?」と尋ねてみた。すると花好きおじさん「ほら、あのー、桃は枝が梅と違ってなんかシャーって、、なんか。」と。「ほら」「なんか」って。

その時、僕は「ははーん、これはもしかして」と、あるの疑念が芽生えたのです。

梅と桃の花は実は全く同じもので、「梅」と言われたら「桃」、「桃」と言われたら「梅」と、逆を言うのが風流とされる昔からの大人の遊びなのではないかと。

あー、そりゃ梅桃クイズ当たるわけないわー、と僕は納得したのです(するな)。

大人ってめんどくさいなあ。

確実に。

大分県って九州なんですけど、桜がやっと今満開になり始めている感じです。
東京の上野公園の花見の映像ってもう1週間以上前にテレビで観た気がするから、大分はちょっと咲くのが遅いんです。

おとなりの熊本県の熊本城の桜がそろそろ見頃かな、と思って。約3時間のドライブをして来ました。

2016年前の熊本地震の影響で熊本城も大きく壊れてしまって。

2019年の秋。天守は足場に囲まれて入れない状態でした。

熊本城の敷地は広大で壊れた箇所が多すぎて修復作業は各所でまだ続いているんですけど、先頃、天守閣の修復が完了し、内部の観覧が可能になったんです。

2023年4月1日の熊本城。かっこいいぜ。

はー、かっこいい。

天守閣の内部は地震以前とは全く違うんです。でも、展示は見ごたえがあるし、何より地震のあと、もう一度このお城を蘇らせようとした熊本のひとたちの情熱とか愛情みたいなものが随所に感じられる場所になっていました。

桜は見頃を少し過ぎてたけれど、僕も子どもの頃から何度も来ていたお城の一番上からまた熊本の街を眺めることができてとても嬉しかったのです。

梅と桃の話、いらんかったな。

熊本駅の天外天

あ、そうだ。お城のあと、いま人気の熊本ラーメンのお店「天外天(てんがいてん)」行きました。
僕は熊本ラーメンがあまり好きではなかったんですけど、ここ、とても美味しかった。また食べたい。

妄想旅行社ムトーツアーズ 代表 ムトー

ムトーツアーズ

(隔週月曜日更新)
大分県に住んでいます。大分に遊びや仕事に来た人を案内することにヨロコビを覚える男です。