じゃあ、あんたが
こんにちわー。
ムトーです。
11月ですね。寒くなったかと思えば、まだ半袖の人がいるくらいあったかい日があったり。
おでん
あったかいと冬の食べ物の美味しさが実力を発揮しないですよね。おでんとか。
まだ心からおでんを食べたいという気持ちにならない。食べるけど。
おでん、といえば、今期のテレビドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS)です。
観てますか?とても面白くて毎週放送日の火曜日が楽しみ。
主人公の男性(竹内涼真)があるきっかけで料理を始めるんですね。筑前煮を悪戦苦闘しながら作ることからスタート。
その後、マッチングアプリで知り合った女性を自宅に招いておでんを振る舞うシーンがあるんですけど、僕はそれを観て無性におでんが食べたくなった、というか、無性に作りたくなって。
おでんの材料を買いにスーパーに行ったんです。たぶん、おでんを作ったことがある人は同じ認識だと思うんですけど「おでんは贅沢な料理」ですよね。
ある程度の量のおでんを作ろうとすると、材料費がとても高くなります。タコも入れたい、あれもこれも、とかってもう際限なく課金できる。
一度、買い物カゴに食材を入れ始めたものの、途中で立ち止まり、顎に手を当ててしばし考えた後、やっぱり今日はやめておこう、となりました。去年もそうなった。
もう少し寒くなれば材料費にたじろぐ事なく、おでんを作ることになる、はず。
その日は、結局、ドラマで主人公が最初に作った筑前煮を作りました。作り置き出来て、4、5日は食べられるので、ハマってしまって。もう何回か作ってしまいました。
とり天
「じゃあ、あんたが作ってみろよ」の主人公とヒロイン(夏帆)の2人の出身が大分県という設定で、作品内で大分弁が頻繁に話されているんですけど、このドラマの大分弁はかなりリアルなそれです。
俳優さんたち、とても大分弁が上手い。うますぎる。
イントネーションが気になる、みたいなことがほとんどないんです。
大分弁って、なんか怒ってる感じというか、乱暴に聞こえる言い回しがあるんですけど、主人公のお父さん役(菅原大吉)やお兄さん役(塚本隆史)がそのニュアンスを上手く出せていて、ストーリーとは別にそのあたりにも感動しています。
その、お兄さんが大分から仕事で上京して来て、主人公がお兄さんに大分の郷土料理の「とり天」を作ってあげるエピソードがありました。
そのシーンを観て、またとり天が無性に作りたくなったので、作りました。

とり天とは何か、と聞かれて正確に答えられる大分県民はいません。とり天とからあげの区別が微妙なんです。
せーの!でそれぞれのイメージするとり天の写真を出し合ったら、バラバラなとり天の写真が出揃うと思われます。
天ぷらっぽいものもあれば、からあげっぽいのもあり。とり天の名店、と言われるお店がいくつかあるんですけど、それぞれ違う。
ほとんどのお店に共通しているのは、酢醤油とカラシを付けて食べる、ということです。
なので、僕の中のとり天の定義は「酢醤油とカラシを付けて食べる揚げた鶏肉」です。
大分にとり天を食べにきてくださいね。
僕だったら、どこのお店に連れて行くかなあ。
そうだなあ、ソースとマヨネーズで食べるお店かな(定義)。
妄想旅行社ムトーツアーズ 代表 ムトー