19万円になった

1月はのんびりと始まるのに、終わるのは電光石火でした。
実家に帰ってカレンダーを眺めてびっくりしています。

例年なら、この時期はあまりランニングもせず、だらだらと冬眠状態なのですが、今年は毎日それなりに走っていたこともあってか、あっという間に時間が過ぎました。

時間が経つのは本当に早いもので、以前、預金残高が16万円と書いてから、2カ月以上が過ぎました。読んでいただいた方から、あいさつがてら「メシくえてる?」「いくらに減った?」「生きてる?」など愛のある言葉をかけてもらっています。

それだけでなく、仕事をいただいたり、仕事をつくろうプロジェクトが始まったりと身辺に変化が生まれました。ありがたや。

その流れでランニングの練習会というのを初めて開催。自分のようなものが人に教えるだなんて、おこがましいと思っていたのですが、実際にやってみると、楽しく走るということなら紹介できるかもと、少し自信が持てました。夏場に山をつないで3,000kmを走った際に、ほとんど毎日楽しめていたので、僕が楽しむことに関してはかなりの自信があります。

北九州の門司地区での練習会の様子。明治時代の遺構もコースに加えて歴史探訪です。

まあ、考えてみると、走ったことのある気持ちのいい山、地域を紹介していくというのは、ライターとしての仕事にも通ずるものがあります。取材現場で心に響いたことや面白みを書くのか、口頭で説明するのかという違いなのかもしれまん。なんだか別物のように思っていましたが、やってみると案外と似ていました。考えるよりもやってみた方が早いという好例でした。

次回は3月25日に北九州の平尾台で開催。興味のある方、ない方もこぞってご参加ください。

ちなみに、なにかと物入りだった年末を乗り切ったことで、現在の預金残高は19万円です。2割増ですが、今月は移動が多く交通費がかさむので、どう変化するか楽しみです。

淡路島での取材の様子。危うく食べられるところでした。
コンビを組んだカメラマンのみついさんは襲われず。

そして、先週は淡路島での取材をはさんで、石川県に移動。週末にはスノーシューの大会へ。トップの画像はスタートの様子です。撮影は尾崎隼さん。レースの結果は2位でした。ふかふかの雪を踏んで走るのは、普段のランとは違った喜びがあります。

雪上のレースには、岡山の友人たちが遠路はるばる参加してくれました。ありがたや、ありがたや。
前日に夕食を囲んでおもてなしをしたものの、もてなす時間が限られていたせいで、不完全燃焼でした。反省しつつ、次回はもっともてなさねばと心に誓ったのでした。

足元のスノーシューが見えないものの、雪まみれで走ってました。
器用な寝方をする愛犬。長旅おつかれ山でした。

わかおかの山日記

(隔週水曜日更新)
山を走ったり、歩いたりするのが好きです。よく忘れ物をします。そんな日々を記すライターでランナーです。

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