都会、夜の楽しみ方

ちょっと用事がありまして、関東に行ってきました。夜の明かりに誘われたのか、普段より日没後も活動的で、夜活を満喫してました。

まずは夜景を見に行きます。先輩に誘われて、飯能の山へ。

夕暮れの終わり際から行動を開始して、ヘッドライトの明かりを頼りにナイトハイクです。走ったことのあるエリアでしたが、昼間とは違った景色が広がります。

ちょっと登れば、目当ての夜景を拝めました。スカイツリーやビル群が煌々ときらめいていました。すてきー!

遠くに見えているのがスカイツリーのはず。なのでしょうか? 夜間の山歩きは、昼間とは異なるのでご注意を。

それだけでもよかったのですが、夜間行動のトレーニングということで、朝までコースです。12時間くらいは登ったり下りたりをすることに。そういうものだと思っていましたが、文字にしてみると、なかなかアレです。奇行にほかなりません。

平日の夕暮れ時から、翌朝まで寝ないで山の中を動くというのは、あからさまに奇人の類です。

深夜の山中ともなると、気温は氷点下をとっくに割り込んでいました。風が吹きつけてきて、じっとしていると芯まで冷えてきます。なので、ずっと動き続けます。

少々寒くても、登っている間は「あぁ、温まるなあ」「登りはありがたいなあ」と感謝してみたり、下りはのんびりしていると心拍数が落ちるため「うぅ、寒い」と震えることも。

開催中の冬季五輪にちなんで五輪山

帰ればいいよね。という選択肢は、残念ながら持ち合わせていません。「寒い、寒い」というのも楽しいのです。たぶん。そういうものなのです。

40kmくらいしか行動できず、ちょっと残念でした。

ご存じですか?都内三大タワー

別日には、都内三大タワーめぐり。日課のランニングを、漠然と走るのではなく、目標を決めて走ることに。近くにスカイツリーが見えていたこともあり、でっかいことはいいことだ!と閃きます。というか、見たまんまの発想です。

背の高い構造物を検索すると、出てきたのが三大タワーでした。スカイツリー、東京タワー、タワーホール船堀。

はじめましてです。タワーホール船堀。自由に展望台に入場できるタワーとしては都内で3位とのこと。なんだか気になるから、行くしかありません。

ガンダムの母艦「ホワイトベース」を連想するのは僕だけでしょうか。

高さは115mもあるのに、トップ2とは、背の高さ、知名度の差がはなはだしい。比較対象がよくありません。巨大すぎです。せっかく銅メダルを取ったのに、ごめんなさいとインタビューで答える的な、健気さを勝手に感じています。ちょっとタワーホールに感情移入。そのうちいいことあるよ、応援してるよ、タワーホール船堀。

清澄白河を起点に30km弱で走ることができる、お手軽ルートでした。

大きすぎて全景の撮影を放棄
ええ、こちらも先端まで撮れません。

そのほか、国分寺から新宿まで走ってみたり。その途中で学生時代によく通っていたJR中央線の高架下を通過。住んでいたアパートから、一駅となりの高円寺に向かう際によく使っていた道です。

20年ほど前の時点ですらレトロな雰囲気に包まれた一帯でした。それが今でも健在。よく食べに行っていた食堂「タブチ」がまだ営業しているのを見つけ、思わず入店です。
中華丼500円という驚異の価格。当時からお値段据え置きのはず。

味噌汁つきです。
カレーライス400円!

ついでに、山手線内で最も標高の高い山にも登りました。

通っていた大学の近くにあった「箱根山」。登山口から徒歩2分で行けます。ちなみに標高は44.6mと、タワーホール船堀よりも低いのは内緒です。

わかおかの山日記

(隔週水曜日更新)
山を走ったり、歩いたりするのが好きです。よく忘れ物をします。そんな日々を記すライターでランナーです。

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