気になる音楽のコーナー #4
ども、カルロスです。
不定期にお届けしている気になる音楽のコーナー特集版ですが、今回で4回目です。
毎回完全に自分の趣味で紹介している音楽は、高確率でダンスミュージックで、さらにジャンルで言うとTechnoに属するものが多いことはお気づきのことと思います。本来は、単発で聞くよりも、DJが繋げてプレイすることで真価が発揮される曲たちなので、今回はYoutubeなどにアップされているDJプレイの動画をいくつかご紹介してみようかと思っている次第です。
Surgeon @ Lab 11, Birmingham United We Stream ARTE Concert / Surgeon
もう30年近く前だと思いますが、人生で初めてクラブに行ったのが西麻布のSpace Lab Yellow. とっぱじめにこのSurgeonが回して、25:00くらいから石野卓球氏の出番でした。当時は卓球を見たい!と思って行ったのですが、Surgeonのその名の通り外科医のように知性的で、ともすると冷ややかなプレイに度肝を抜かれました。この動画でも、知的に淡々と音を紡いでいます。
@FatboySlim | The Block x Southern Fried Records | Prospect Building Bristol / Fatboy Slim
同じくイギリス出身のDJ。こちらのコーナーでもたびたび紹介しています。誰も取り残さず、飽きさせないプレイは、こういう文化に不慣れな方でも、あれ?もしかして楽しそう?って思ってしまうでしょう。コロナ期間は、定期的に自宅で録音したDJミックスを、ロックダウン中のお楽しみとして配信してくれていました。この動画もどこを切り出しても楽しいプレイです。
2002年のサッカーW杯の年、試合観戦のついでにw 幕張メッセで回していってくれた時に見に行きました。
Tunegirl live at SUPERBOOTH24 / Tunegirl
白状します。数日前にこの動画に出会って、気になる音楽でDJミックスご紹介しようかなって思いついたのでした。この方、ドイツ出身で御歳60歳を超えています。年齢云々を申し上げるのは失礼ですが、言いたいのは音楽や自分がやりたいことに年齢は関係無いということです。
前の二つはいわゆるDJセット、つまりターンテーブルやプレイヤーで音楽をかけてミキサーで繋いでいくタイプのプレイだったのに対し、Tunegirlの卓上は様子が違うことがわかるかと思います。複数のモジュラーシンセを使ったライブアクトです。いくつものノブを調整して音の波形を変えたり、複雑な配線を繋いでいくことで、音をリアルタイムに変化させていく様子は機械の奏者です。
¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U | Boiler Room Tokyo x Super Dommune / ¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U
ここ数年で一気に有名になった日本人DJ行松陽介氏。インダストリアルでノイジーな曲から一転して、ノスタルジックなメロディーへ転がしていくプレイスタイルは唯一無二と言っても良いと思います。プレイに没入するスタイルは シャーマン的 とも表されるらしいですが、武者のようにも見えます。脳腫瘍を患ってから、DJ一本で勝負すると決めて高みに上り詰めていくのは、運や実力もさることながら人柄もあるんでしょうね。別の動画のインタビューでは、常ににこやかで人懐っこい表情を見せています。
¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$Uを一気に有名にしたのはこの動画の配信元のBoiler Room。そして、共催しているDommuneも日本のクラブカルチャー、サブカルチャーのコミュニティ。こういった、インターネット上のコミュニティは誤解を恐れず言うならばコロナのポジティブな産物とも言えます。そして、大都市、夜の暗いクラブで音楽好きのためだけのものだったクラブカルチャーは、一瞬で海外のクラウドも動画視聴者も熱狂させる新しいやり方を手に入れたんだと思います。
では、またまた。