Mostly earth, sometimes space.

謹賀新年

ども、カルロスです。

2023年一発目です。

毎年なんですけど、だんだん年末年始の感覚って薄くなってきているよねって話をしている気がします。情報が飛び交い、いろいろな場所の色んな人とつながることができて… ボーダレスになってきている。当然、昔からあった時間の節目って必要性が薄くなってきたり、年賀状って習慣もSNSやMailで繋がれる時代に変わりつつある… 良いとか、悪いとかじゃなくて、ものすごい変化の早い時代に生かされているなぁって思います。

SWOT

さて、今年から宇宙関連のニュースや話題も取り上げていこうかなと思います… とはいえ、ほぼほぼ地球のニュースですが。

昨年末、ちょっと個人的にはお〜っ!というニュースがありました。NASAが12月17日にSWOT という衛星を打ち上げたのです(アメリカと欧州の合同ミッションです)。まずは打ち上げ成功ということでおめでとうございます!目下、初期フェーズですが、展開機構が多い衛星なので大変なことと思います。

クリーンルームで組み立て中のSWOT。かっこいい。 (c) CNES/Thales Alenia Space 

展開機構とは、ロケットの先端部に収めるために衛星の一部を折り畳んで、軌道投入されてからパタパタ広げて(展開する)機能するモノたちです。太陽電池パドルなんかは一般的ですね。

さてさて、この衛星は前にも書いた海面高度を計る衛星です。海面高度を計ると海流や波高もわかったりするし、もともとは平均海面高度=ジオイド=重力分布からの大陸間弾道弾の着弾精度向上なんかの背景もあるってやつです。

今回はさらにバージョンアップ!二つのレーダーを使って海面高度を計測します。この技術、実は陸地の計測に使っている技術なのです。山や谷などの地形を計る技術を海面高度計測に応用させることで、今まで見えなかった小さい凸凹、河川や湖沼の水面の傾きを知ることができるんです。すげーっす。

特に、この湖沼や河川。アメリカ南部は最近ハリケーンによって大規模な水害、洪水が起きて犠牲者も出ていますよね。とても重要なのが河川の流量。その川がどれくらいの水を流す能力があるのか、実は日本の河川でも計るのはとても大変なのだそうです。たとえば、土砂が運ばれて川床の形が変わってしまうと、すぐ流れが変わってしまいます。そのために直接川面の傾きを測ることができれば、流速、流量がわかるというわけです。海面の高さを計る技術は、地形を測る技術の応用で、さらに川や湖沼の計測にも役立つというわけです。

https://swot.jpl.nasa.gov/

気になる音楽のコーナー

Pinact / Into the One

今年も好きな曲をマイペースに紹介します。寒くなるとスノーボード行きたいなぁなんて思ったりするんですが、もう絶対一本目から筋肉痛か下手すると骨折コースだよな、ってか時間無いしなぁなんて思いながら動画を見てます。勢いでスケートボードの動画も再生されて超人的な体の使い方、板捌きをエンドレスに見続けてしまいます。BGMはかなり確率でロック、パンク、メロコアなんですが、ほんとに気持ちがいいんです。この曲はNike Skateboardの動画でかかっていた曲です。

では、またまた、今年もよろしくお願いいたします。

ほぼほぼ地球 たまたま宇宙

(隔週月曜日更新)
人工衛星で観測される地球のデータをあれこれする仕事をしています。見知らぬ人から、カルロス!と声をかけられることがあります。

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