Mostly earth, sometimes space.

フロッピーディスクからクラウドへ

ども、カルロスです。

暑さ本番。そして場所によっては豪雨災害。みなさん、身の安全の確保を第一優先にしてください。

記憶装置

衛星データの解析や処理にはコンピュータが欠かせません。私が社会に出てから30年。研究でデータを触るようになってから数えると33年です。その間にとてつもない”道具”としてのコンピュータが変わりました。今日はそんな話です。

コンピュータの機能を大雑把に分けると、データを貯める場所の記憶装置と、処理をするための頭脳である演算装置(CPUとか最近だとGPU)があります。

そのうちの記憶装置について。扱う衛星データも、どんどんスペックアップするとデータ量が増えていくので、どうやって保存するか問題がいつもつきまといます。

私がPCを使い出したのは大学時代で、PC98を使っていました。1.4Mbyteの5インチフロッピーディスク2枚差しです。そういえば、今でもWindowsPCはシステムドライブがCドライブですよね。2枚のフロッピーディスクがA, Bドライブだったので、後追いで付いたハードディスクがCドライブになったためです。

当然、当時からボリュームが大きい衛星データはフロッピーディスクには収まりきらないので、CCTと呼ばれる大きな磁気テープに保存していました。昔のSF映画のデータ解析のシーンで、ドーナツ型の丸いのがぐるんぐるんと回っている、あれです。オープンリール。

同じ頃、解析用のハードディスクは1Gbyteで食パン一斤の大きさでした。

磁気テープはその後、ハンディカムに使うような8mmカセットに変わり、少し大きめのLTOと呼ばれるカセットになったりしてきましたが、カセットになって大きく変わったのがテープ倉庫の出現です。テープが本棚に並んでいて、ロボットアームがうぃ〜んと動いて、欲しいデータが入っているテープを取りにいく。仕事に疲れた時、ぼーっとロボットアームが動いている様子を見るのが好きでした。いいなぁ、君たちは疲れなくてって。

そんな時代もすぐに、ハードディスクに置き変わります。ラックにざーっと並んだハードディスク。サーバーの容量もテラとかペタが普通になってきます。そして、衛星データも1ファイルがGbyte単位ですからね。

いまや、サーバーもありつつも、クラウドにいけばデータがあるという時代です。Amazon (AWS) やGoogle、日本だとさくらインターネットのクラウドには、公開されている衛星データが使えるようになっています。毎回載せている衛星画像も、Googleにあるものを画像にしているので、ちょっと覚えれば3分もあれば好きな画像を作れます。今日は夏真っ盛りの九十九里浜を。

沿岸の流れが巻いているので海水浴要注意!  produced from ESA remote sensing data

気になる音楽のコーナー

No One Knows We’re Dancing / Everything But The Girl

良く聞いているEBTGが再始動し、新しい曲が出たのでこちらをご紹介。いつもよりバッキバキではないですw

ではまたまた!

ほぼほぼ地球 たまたま宇宙

(隔週月曜日更新)
RESTECで人工衛星で観測される地球のデータをあれこれする仕事をしています。見知らぬ人から、カルロス!と声をかけられることがあります。

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