Mostly earth, sometimes space.

小さなロケット

ども、カルロスです。

年賀状を書かなくなって何年かたちます。なくなってもそれほど違和感を感じていないのですが、思い起こせば、芋飯、ゴム版、木版、プリントごっこ、フォトショップ、イラレ… と変遷してきた年末恒例行事が、その後の私のクリエイティブにとても役立っていたことは疑う余地ありません。

ということで、年末年始感がほぼほぼ消えかけている昨今ですが気を取り直して…

小型衛星を運ぶ

ロケットは衛星を打ち上げるために必須です。逆もまた然りで、衛星が必要とされればロケットも必要になるという垂直関係にあるって話、ずいぶん前にも書きました

大型のロケットに小さな衛星をコスパよく乗せるとするとなると、”乗合タクシー”のように、お客様が揃い次第出発します!みたいな感じになります。一方で、私、一人なんで小さい車で良いから行きたい時に、行きたい場所に行ってくれないっすか?というご要望のために小型のロケットも活躍しています。

日本だと、我が故郷北海道のIntersteller Technologies。和歌山にもSpace Oneがあります。そして、JAXAのイプシロンもイプシロンSのエンジン開発の真っ最中。

12月15日(昨日)はJAXAの革新的衛星技術実証4号機(RAISE-4)が無事上がりました。この衛星ミッションのロゴマークのデザインは山口フォトさんです!本当ならば日本のロケットであげられれば良かったのですが、今回はRocket Lab

Rocket Labは、日本の民間衛星達もお世話になっている手堅い小型ロケット。本社はアメリカですが、射場はニュージーランドにあります。Electronというロケットでは、300kgの衛星を低軌道に運べます。日本の小型衛星は大体、100~200kg程度なので十分乗ります。

今後増えていく小型衛星は楽しみですし、もう直ぐ国内から民間のロケットで上がるとよいなーと願っています。

画像は、Rocket Labの射場があるニュージーランド。Māhia半島の先から上がっていきます。

なんか、今日はリンクがいっぱい…

2025年12月7日 Māhia半島は画像の右側です。produced from ESA remote sensing data

気になる音楽のコーナー

Cold Wait / Ian Pooley

ドイツの大御所DJ Ian Pooley です。もうTechnoだとかHouseだとか、ジャンルがどうでもよくなるかっこよさです。初めて知ったのはこちらの曲のRemixでこれまたぶっ飛んだ曲でした。どちらも爆音でどうぞ。

では、またまた。

ほぼほぼ地球 たまたま宇宙

(隔週月曜日更新)
人工衛星で観測される地球のデータをあれこれする仕事をしています。見知らぬ人から、カルロス!と声をかけられることがあります。

HPはこちら