雨は夜更け過ぎに、、、ん??いや、、どうだったけかなぁ?? 僕が山下達郎のクリスマスイブを聴くと思い出すことを、みんなに教えたい。教えてあげたい!喫茶竹林

いらっしゃい!喫茶竹林 店主の千田です。
こちらでは、お茶の時間にあいそうな、音楽を紹介していきますよ。

前回は、すっかり忙しさにかまけてしまい、まともに書けませんでしたが、、、
今回はしっかりと!と思っていますよ。と。

さて、12月に入りました。世の中はすっかりクリスマスな雰囲気ですので、
今回はこちら!

紹介する必要もないでしょうが、、、

クリスマスイブ / 山下達郎


説明不要の名曲中の名曲。

このsakra.jpをご覧いただいている皆さんならばご存じだと思いますが、
この「クリスマスイブ」はJR東海のCMソング。
ただ、今で言うタイアップの曲ではないんです。発売は83年 CMに採用されたのが88年。
じわじわと売れていった名曲。

山下達郎氏曰く、自分の最高傑作とおっしゃっていました。
そんな楽曲をじっくり聴いていきましょう。

まずは、イントロ。これはやばいイントロですね。。
小雨の夕方なのでしょうか?とても静かな街ですが、日が暮れだしてイルミネーションが灯り始める。
するとさっきまで静かだった街が華やいで、わくわくしていくような、、
そんな、じわーっと気持ちが広がってくる、そんなイントロですね。
ナイス イントロ!

鐘の音が鳴り響き、、、さて歌が入ってきました。が、、、、そうこの曲、サビから始まるんです。
といいますか、、、ほぼサビしかないんです!気が付いてました?
楽曲の構造的にほぼサビしかない楽曲は、
多くの洋楽や、80年代以前の日本の楽曲に多いのですよね。(例えばノラジョーンズDon’t know why)
メロディーの良さが求められる構造だと、僕は思います。

うっとりと、歌を聴いていくと、パッと光が差すかの如く、間奏に入ります。
間奏に入ってくるバッハのは「カノン」からの引用。
ここの部分はアルバム「On the street of corner」で披露された一人多重録音炸裂!美しいですね。
なんだか一気に神聖な気持ちになります。
この部分のレコーディングだけで8時間以上かかったそうです。。。大変だ。。


そして楽曲はエンディングに向かっていきます。なにげに、アウトロの雰囲気が好きだったりします。

と、この曲、実はシンプル構造なんです。それでいてとても印象に残る曲。

山下によると「曲はバロック音楽でよく聴かれるコード進行なので、何かその種の風味を入れたいと考え、ふと”クリスマス”というテーマが思い付いた」(Wikipediaより)とのこと。

そして、この曲、じつは竹内まりあさんに提供されるはずの曲だったそうです。
「元々は妻・竹内まりやのアルバムにと1981年ごろに書いた曲だが、結局使われず、もったいないので自分でやることにした」(Wikipediaより)
そして、JR東海のCMになったタイミングも発売から5年後。
今となっては、クリスマスのスタンダードなので、すべて狙いすまして作られた曲なのかと思いきや、そうでもなかったというのが、意外です。

さて、長々と書いてまいりましたが、今回の僕の狙いはこちら。こちらを必ずご覧ください。必ずです!


ふふふ、、、聴いてしまいましたね、、
これであなたも毎年「ユキエ」を思い出すことになりますね。ふふふ、、、

「兄は夜更け過ぎに、、、」

ちなみにこの替え歌、山下達郎さんもお気に入りだと、うわさに聞いたことがあります。ホントかどうかはわかりませんが、、、

ふふふ。。。

それではまた!チュース!

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