リマスター

いらっしゃい!喫茶竹林 店主の千田です。
こちらでは、お茶の時間にあいそうな、音楽を紹介していきますよ。

今回はこちら

LoveBeat / Yoshinori Sunahara

すみません、、、今回はフル尺の音源ではございません。。。
youtubeには、この楽曲のフル尺のビデオがアップされています。
が、、違うんです。それとは違うんです!!!!全然 違うんです!!!!

世の中には、リマスター音源という言葉があります。
古い音源を、もう一回 今の技術でマスタリング処理をしなおした音源のことをそう呼びます。
マスタリング処理とは、録音された音楽を各メディアフォーマット(レコードとかCDとか)に合わせて、
音源を調整する作業になります。


リマスター音源の大体のものは、ミックス処理が終わった2Mixと呼ばれるステレオ音源を、
音圧を上げる作業やら、高音、低音処理やら、ステレオやモノラルのバランスやらを調整して、
良いな!と思う音に調整したり、今まで取りこぼされていた音を聞こえるように調整した音源で、
「お、リマスター出たかぁ。。。聴いてみるかぁ。。。まぁ、でも、、、そんなに変わらないでしょ、、」
と、なるものが多いのですが、、、
(それでも好きなアルバムのリマスターは買っちゃうのよね。音いいから。でもさYMOはリマスター多すぎ!)

でも、、、これは、、、全然違う!

さすが砂原さん。Optimized Remasterというだけのことはある。
別物ですよ!これは!
このアルバム、こんなに沢山の音が鳴っていたとは!とびっくりした。

と、いいますのも、このLoveBeatというアルバムの最初の印象は、
「砂原さん、すっごく音を削ぎ落としたなぁー、無駄のない美しさだ!」
だったのです。本当に余計な音がない。それでいて、ものすごく美しい!

なのにです。なのに、このOptimized Remasterで聴くと、その削ぎ落とされて空いた空間に、
漂うように音がいたということがわかる。もう、空気のようだけど、空間に必要なものがある。

今までは、その音たちの気配を感じてたけど、聴けなかったんです。聴こえなかったんです。

今回のOptimized Remasterでは、それが聴こえる!!!!ヤバイ!これはやばい

昨日のDommuneでレコードのバージョンで、何曲か流していましたが、
あんなに良い音のYoutubeLive 聴いたことない!となるほど、Optimized Remasterです。

さすがです!これはCD買おう!(レコードプレイヤー持ってない、、、)

それではまた次回!チュース!

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